環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

移築後の石灯籠

現在地に移築されたのが明治18年。その場所に新たに置かれた石灯籠が、単に治功神社の移転ではなく諸社の統合であることを荘厳する。


石の造形だけではなく、そこに刻まれる名が文人のそれであるというところにもその時代の力の注ぎ方を感じる。


神門の内側の庭には「香川雪鴻」、外の鳥居の脇には「寺西易堂」の名が見られる。