環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

石仏のある遊歩道の名

 

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ゆるぎ観音を中心とする霊場を、「ゆるぎ観音」や「石仏めぐり」以外を用いた呼び名を使うと、「もみじ谷」であったり、「城山自然遊歩道」の一部とも言える。

 

手すりを設けたり階段を整えたりすることで「健康への道100選」に含まれるような、安全で起伏のある道との意味付けも加わる。

もみじ谷整備の刻字

頭上のゆるぎ岩へと登る遊歩道には、黄色い手すりが設けられていて、擬木の階段とともに石仏めぐりを助ける。

 

その道の脇に「もみじ谷」の名を示す石碑があり、その両脇には手すり寄贈者の碑と、隣の観音水のボーリング工事者の碑があるので計三本の石碑が「ゆるぎ岩観音縁起」の脚元に控えている。

観音の看板としての観音

熊野町のゆるぎ観音は町の北部山中に開かれた霊場

 

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ゆるぎ岩をとりまく石仏群とは別に、近年安置された観音立像は駐車場から霊場への入口の目印となる。

一帯が町の文化財に指定されていることを示す角柱や、郵便受けを使ったアンケート箱など、もとからの岩や石仏に近づけすぎるのが難しい設備をまとめる場所を形成する。