環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

同じ方向

本郷町の東西の通りに沿って古墳が連なっているため、古墳への道しるべは同じ方向への矢印がいくつも並ぶ光景があちこちにある。方向が合っていれば設置場所は色々だが、はたしてその矢印でいいのかどうか不安なものも見られた。

 

東の本郷駅に近いほど、西に控える古墳や寺社や史跡が多く案内される。

さらに先へ進めば道は別れてそれぞれの方向への道しるべに分散される。

古墳と自然歩道

古墳は自然ではないが、後から改変されにくくする価値を持たせれば自然に似たものになる。

 

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健康への道は本郷の主要な古墳全てを巡らないが、歴史の散歩道は梅木平から二本松まで、一挙に廻るようにと横長の地図で導く。

 

それらの道を飲み込むように、「中国自然歩道」は御年代古墳付近をコースに含む。道しるべの杭は御年代古墳そばでなくてもその古墳名を表示する。

本郷町の健康への道

広島県の策定したと思しき「健康への道100選」。各地にコースが設定されてその案内図が平成初期からの歳月を経て残っている。

手書き風の絵地図と、所要時間3パターンならびにウォーキングの基本的な注意事項を並べるのが共通レイアウト。

 

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尾道市内中心部の場合4kmで、山中の観音巡りを兼ねている。

本郷町(当時)の場合、北部の大規模古墳と南部の寺院群を巡る8kmのコースが案内されている。史跡目当てならコースの倍以上を歩くことになる。