環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

緑の枠にかぶさる

工事に関するお知らせの看板そのものも、緑色の枠と脚であったりする。当然白地の面の方が目立つ。 さらに、その看板を縁取るようにクッションが取り付けられると元の色は見えなくなり、明るめの黄色や青((点々と留め具の白があることも))が上と横をぐるり…

フェンスの色いろ

工事現場を囲うフェンスの下部には緑の塗装で草木の絵が描かれていたりで、銀色や赤・黄色が目を刺激するのを抑える。横断歩道橋下の扉はオレンジ色でよく目立つ。 JR新駅の置かれる高架上にも同様のフェンス。上下にコンクリートの白が挟む緑。 高架に上が…

白い連絡通路は紫

地図好きの中には凡例好きというのがいて(多分)、地図中の記号や配色をコンパクトに一覧できるそのブロックにまず目が行くもので。 現在は西半分が上がっている横断歩道橋は、「連絡通路」の一部なので地図上では紫色。遠目にはピンク色の「歩道」と紛らわ…

縦横に工事の図

そんなふうに、工事の進捗を紹介する画像は祇園新道に沿って南北に長い写真になる。 現場で掲示される「計画平面図」はアストラム新駅ホームやバス停などよりさらに南の「非常口」や「排煙機器室」を含む。東西にはJR新駅のホームを載せているので縦横に広い…

歩道橋も増える

新駅への通路が横断歩道橋として国道を跨いで東西を結ぶ。という工事が何期かに分けて進んでいて、 広島市/白島新駅設置の取組状況 のページに、工事の進展を辿る写真が更新されている。

白島の新駅工事

祇園新道と山陽本線の交わるあたり一帯で新駅の工事が進行中。 平成26年度末までの「広島・横川間新駅新設工事他工事」と、26年度10月末までの「広島新交通1号線白島駅(仮称)建設工事」がある。JRの新駅とアストラムラインの新駅の呼び分けをわかりやすく…

歩道の切換え

長期間の工事の進展によって、仮の歩道の位置がずれたり別の道に変わったりする。 その切替を歩行者に案内する看板は、地図を添えて歩道部分を色分けして示す。「みず色」から「あか色」へと。字をその色にするのでなく白抜き文字にするのが分かりやすい。 …

途切れる自転車道

工事中の区間で歩道の迂回路が用意されている場合、点字ブロックが仮設されてそれを目印に通り抜ける形。当然細く曲がりくねる。 もともとの道に自転車道があっても、その分も一緒に仮設するようなスペースはなかなか無い。

歩道の自転車道

祇園新道の歩道に自転車道の区域が設けられたのが平成21年頃*1。側道がわにある赤い帯を自転車が通り過ぎるのも、すっかり普通の風景に。 牛田駅そばでの工事に際して、地面に「自歩道整備工事の概要」の説明板が付いていた。 *1:西白島から牛田新町

標識の向き

自転車をあらわす記号は横向きの二輪。右向きだったり左向きだったり。 路上に描かれていれば横倒しに見えて、頭上高くあればぶら下がってるようにも見え。 車止めの上の斜めの面に表示されることもある。特定の方向(橋の入口)にだけ見せたい場合。

放置自転車(川底)

歩道の傍らに放置されているような自転車で、軒並み横倒しになっているような景色はあまり見かけないけれど、 放置というよりも投棄されたような状況では、ふつう横倒しで塵芥を纏う。山中だとか川底だとか。例に挙げたのは、海田と船越の境の花都川。

倒れない看板

「みなさんのおかげで窃盗犯人を逮捕しました」という、天応区自治会と天応交番による立て看板。 風の強い日でも電柱に括りつけられているから倒れずにいて読める状態。駅前駐輪場の自転車いくつも倒れている中。大立ち回りの跡というわけではない。

風の強い日

凧をあげている写真とか、旗がはためいている写真とかの、風があることが伝わりやすい画像というのはあるにしても、 植物が一斉に同じ方向に靡いている様子というのは、強い風が吹いているさなかの絵なのか、もともとそんな姿ということもないでもないか。 …

凧揚げ禁止の絵

立ち入り禁止の線路の上には電車の架線があり、普通に歩く歩道の上には電線がある。 電力会社による、電線近くでの凧揚げ禁止を呼びかける看板が電柱についていて、正月あたりがイメージされる子供の絵が上半分。全体に緑色で地味、なのかそれとも色が薄まっ…

線路にあがる坂

同じく呉線での立ち入り禁止を示す立て札に につきみだりに線路内に立入ってはいけません 海田市保線区長 というシンプルな表現がある。最初の語はおそらく消えてしまった赤字の「危険」か何か。作業用の車が入れる幅の広い坂道だから、間違えて上ってしまう…

先達の手本

踏切以外の線路内は当然立入禁止なので、フェンスで囲まれたり注意書きの看板が渡られがちな場所に置かれたりして、その意匠も文言もさまざま。 海沿いの国道31号のすぐ隣の山際を呉線の線路が通る、という区間が多い。 「危険な線路歩行」と題して、市と警…

入園禁止の赤

注意書きの箇条の下にはさらに大きな赤字で「ペット持込禁止」が目立つ。他の赤字の釣りや花火よりも例が多かったのだろうか。 園外に向けても犬猫の絵を看板にして「他人に危害、迷惑をかける人 動物は入園できません。」とある。禽獣並みの人がいたらしい…

火の気の赤

注意書きで目立たせる部分が赤、という色使いに加えて、火をあらわす意味でも赤で注意を引く。 灰や炭がくすぶっていたりしたら、見た目が白黒で目立たないぶん、正しい捨て場所へとより強調した呼びかけがなされる。

握られる赤

狩留賀海浜公園の中ほど、斜面のアスレチックを見上げる芝生広場近くに「フィットネス遊具」が配置されている。 「ランニングマシン」や「オール漕ぎ」などの名前と使用法がそれぞれ説明板に示してある。 体を乗せたり力をかけたりする可動部分が黒で、把持…

豊栄南公園

呉市阿賀の埋立地内にある豊栄南公園。 足の裏を刺激する「自然浴さんぽ道」が設けられているので、近くにある単なるベンチもなんとなく骨太な感じ。 公園内なら広告するスペースも特にいらないか、背もたれ部分はパイプだけでいいのかもしれない。

背もたれが看板

千代田町のバス停で見かける背もたれの広告が「八重の露」なら、三次市では例えば「ハクラン」を目にする(廻神バス停)。 地元企業の広告だけでも他所からの人にとって物珍しい看板ではある。立地によっては観光案内の印刷にとってかわることになる。三次駅…

青い骨組

椅子のパイプ部分だけが青く塗ってある、という例は少し古めのバス停ベンチで見られる。 腰を掛ける部分は別の色か無色か何かで、背もたれ部分が黄色か何か。そこに広告があればたぶん目立つ。(上は馬橋バス停(吉田町)、下は有田バス停(千代田町))

一面の青

板の破損が少なそうなベンチは、板と板の間の隙間がない。 滑らかな面による座りやすさは壊れにくさでもあるっぽい。 背もたれもない、パイプによる脚部もない、部品が分かれていないベンチがもっと長持ちか。

破損の程度

ベンチの板が残っていても、折れたり割れたりしていては安心して腰掛けられない。パイプだけになった椅子というのも、そんな途中経過の時期があったのだろうか。 板が少し欠けた程度なら、材質が木だとかいったことが明瞭になったり、塗装無しだとちくちくし…

三太刀バス停

その交差点の西側に芸陽バスの「三太刀」バス停がある。 一部山肌が露わな小山が「三太刀山」。この地形のため沼田川は南へ少し湾曲している。 道路の舗装の新しさに反して、昔からのベンチがパイプをむき出しにする。座れないこともないかもしれない。

納所橋北詰交差点

map:x132.999957y34.403918:hybrid:w450三原市本郷南は本郷駅周辺の市街地で、南を沼田川が流れる。川にそって国道2号が通る。 対岸の納所(のうそ)に通じる「納所橋」の北詰交差点に「米山寺」*1への道しるべが立っている。国道の新しい舗装の上に角のとれ…

「出雲大社道」の道しるべ

同じく辛酉年、といっても文久元年*1の道しるべが空鞘神社に保存されている。 もともとは西国街道と雲石街道との交差点に立てられていたもので、明治16年の『廣島諸商仕入買物案内記』の挿絵にも描かれている、ということで説明板に該当ページが紹介されてい…

多面体と道しるべ

大聖院ルートにある「みせんみち」の道しるべのように、見せる向きと指示する矢印があるならば、円柱や六角形八角形ではやりにくい。四面の一つをふんだんに使って要所に立つ。 刻字のない笠や台座なら八面体でも不都合がない。それとも円形に近づけたかった…

丸い上下

同じく笠石が丸い石燈籠というと、廣瀬神社(中区)のもののような、火袋の下の石も円形で全体に丸っこい形がいかにも庭の燈籠といった趣。*1 路面電車の操車塔も連想させる。円筒の間に多角形をなす窓が並ぶ。 *1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20100428/…

笠の上のカラス

参拝客で賑わう厳島神社入口付近。 両側に立つ白っぽい石燈籠にも「御嶋廻」とある。 丸い笠石の上にはカラスの像が向き合って阿吽の構え。多分。