環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

口和田の北部

付近の橋に「和田橋」がある。写真では橋名板が読みにくい。 百石付近は石内村と口和田村*1の境界の入り組んだところで、細長い村域の口和田村を『芸藩通志』に「犬牙のごとし」と形容する。 *1:後の八幡村の一部

百石という土地

その西法寺川が石内川と合流するあたりが「百石(ひゃくいし)」で、「石内湯戸下沖土地管理株式会社」による大きな説明板がある。 五日市町に合併する前の「石内村」の古名「石道」を紹介しつつ、この百石の地はかつて海岸が近かった頃の入江であったとし、…

西法寺川

石内公民館のサイトには西法寺川の昔(昭和59年)と今(令和3年)の写真がある。草に覆われた土手から、コンクリートで平らになった護岸の対比が鮮やか。 「西法寺」の名は『芸藩通志』「上小深川村」の絵図に記されている。この川の上流にあたる。

区画整理後

http://www.cf.city.hiroshima.jp/ishiuchi-k/imatomukashi/imatomukashi.html 石内公民館のサイトに「石内今と昔」というページがあり、地区ごとに新旧の写真が掲載されていて開発による変化がはっきり分かる。 湯戸地区にはマックスバリュとコーナンが展開…

路線図の細かさ

佐伯区石内のマックスバリュやコーナンは石内の南の入口にあたる。バイパスと石内川が接する細い場所に北西から西法寺川が合流する。 「下沖(マックスバリュ前)」バス停はその北西の谷のさらに先の「藤の木団地」に通じる路線バスの停まるところ。 https:/…

島に六か所

https://kanototori.hatenablog.jp/entry/20090518/1242662076 実際には病院、小学校、郵便局など、元宇品町の要所にバス停があり、元宇品島の中だけでバス停は6ヶ所ある。広島港での省略は、終点までの距離の近さを強調しているように見えた。

広島港の三つ先

広島港旅客ターミナルの外には、電停やバス停が集約されているので乗り換え案内の表示があちこちにある。(写真は平成26年) いくつかのバス乗り場を目的地別に分けると、市内方面か元宇品方面かが大きな違い。右左、どちらにどの乗り場があるかを正反対の矢…

かつての矢印

三次市の「上四十貫」バス停を見かけたのは平成19年。三次東ジャンクションもまだ工事中。 現在もある路線バス「三城線」の時刻表が左に大きくあり、右に小さく2つ同じような形の時刻表が示すのは循環バスの「ウェーブ号」。現在の三次市の循環バス「くるる…

町史跡と県史跡

https://kanototori.hatenablog.jp/entry/20130504/1367689845 安芸高田市の福原氏墓所は、道標の石碑が田の辻に立って戦前から目印となり、山の麓近くでは吉田町時代の案内図が墓所と城址の位置を示している。 墓所と城跡の分かれ道になる辻には同じ形の道…

登山口のひとつ

太い矢印に「高松城跡 本丸登山道」と書かれた札が木に括ってある。これを見かけたのは15年以上前のことなので、現在の登山道の様相は土砂災害を挟んで大きく異なると想像する。 多分土居屋敷付近からの登山道だったという曖昧な記憶でもある。高校時分、そ…

二葉山登山道入口

饒津神社の北、牛田に向かう川沿いの道から通じる登山口。 車道のゲートは閉じていて、歩行者のみ左側から通れる。「二葉山登山道入口」の表示に短めの矢印が付く。二葉山 登山口(饒津口) https://goo.gl/maps/mwWmgrJMhvZEDmwE6ストリートビューで現状を見…

奥向き矢印

kanototori.hatenablog.jp 4月と10月に開催される、ひろしん文化財団による「日本画展」。 ビルの南北出入口それぞれに展覧会の看板があり、矢印で入口の方向を示してある。看板の隣が入口なので、単に左矢印ではなく奥へ進むように上向きの矢印。

地下駐車場入口

情報プラザの地下駐車場は北から下りて入る。 スロープ側壁に表示された矢印が斜め下を指す。「ゆっくり進む」「一旦停止」の字がよく目立つ。 入口脇の歩道には「駐車禁止」の標識が立っていた(3年前)。禁止を示す赤い丸はすっかり消え、古めかしい車の記…

情報プラザの西

県立図書館や文書館などの集まる「広島県情報プラザ」は、千田町3丁目の元安川左岸に位置する。 モニュメントのある入口が北の道路に面しているので、県の旗のたなびく西口はやや目立たない。熊野方面からバスや車で来る場合には旗が目につくかもしれない。

北からの風

福山城公園南西隅の県立歴史博物館は東向きの入口。駅から天守から美術館から、どの方向からも行きやすい。 掲揚台は館の正面南寄り、北から南へ県旗国旗博物館の旗が並ぶ。 博物館のロゴは広島市の市章のような波線を持つ。

風のある瞬間

Googleフォトで保存している写真を「風」と検索すると、幟や旗がたなびく姿があらわれる。先ほどのような椰子の葉が揺れる様子も含まれる。 ただ大半は雲の多い空や海の風景だったりする。風が無いわけがないけれどとても遠くの動き。

風に落ちる葉

人工海浜に一列に連なるヤシの木。かるが浜駅近くの海浜公園で冬場に見たとき、風が強かった。 葉も丸ごとちぎれて落ちる。

2本コモ巻き

国際の森の広島 - 環藝録 東広島キャンパスの「国際の森」は各国の大学の植樹がひしめく説明板の森。 冬場、葉を散らした森は奥の木までよく見えて閑散として地味。 そんな時期にはコモ巻きされたフェニックスの方が通りに面して細長く目立つ。

門前のフェニックス

広島大学の象徴となる樹木 | 広島大学 ヤシ科のフェニックスは広島大学のシンボルに選ばれて門前で育てられた。 現在も公園入口両脇に葉を茂らせる。成長すればするほど他の街路樹より見通しの良い小径になる。

三原港のヤシ

三原港前を東西に国道2号が通じていて、駅前の「ペアシティ中央ロード」と交わる。 kanototori.hatenablog.jp 椰子の並木が青々と葉を靡かせつつ、茶色の幹には「ワシントンヤシ」のネームプレートが大きく巻き付けられているのが頭上近くにある。

平成17年から二十年

マリーナホップ構内にある竣工記念植樹は平成17年3月のもの。 屋根より高い並木と反対に、目の前に迫るゴツゴツした樹皮と垂れ下がる葉。

記念植樹横並び

廿日市地方合同庁舎は平成20年落成。つい最近。記念植樹の標柱もまだまだ新しい。 植えられた木にはそれぞれネームプレートが立てられている。ハナミズキもヤマモモもイロハモミジも、低い位置に枝葉が茂らないのでプレートの周りも広々としている。

花の無い時期に

中央公園の兪華園は今や工事現場の只中。 中央の池を取り巻く園路の脇にいろいろな花木があった。 簡単な説明付きの札によって、花や実の無い時期にもその種類と特徴がわかる。 「きちじょうそう 多年生草木 常には花がなく植えている家に吉事があると開花す…

福山の名

福山駅構内で見かけた鉢のバラは「ローズマインドふくやま」「芦田川」など。写真を添えて白い大輪の花が特徴であることをアピール。 「ふくやま」と名の付くばら - 福山市ホームページ 駅の南口には「プリンセスふくやま」の黄色い花が床に描かれている。時…

植物公園から平和大通りへ

7日からは植物公園でローズフェスティバルが始まるということで、フラワーフェスティバル会場(平和大通り)に植物公園のブースがあり、 何種ものバラが正面に据えられ、奥の展示で植物公園内が紹介される。

灯火の北

フラワーフェスティバル期間中に見られるバラには、平和の池を背にした「ばらのアーチ」による「福山ばら祭フォトスポット」がある。 向かって左のパネルには3年後の「世界バラ会議福山大会」が案内される。

バス停の背後の花壇

平和大通りの緑地帯は樹木の緑が多くて、季節の花の色で覆われるようなところではない、 けれど、並木通り入口バス停の背後に広がるバラの花壇は、この季節遠くからもよく目立つ。平常のフラワーフェスティバルよりは今回のような大通りでよく人の眼をとめた…

堀の角の花壇

広島城内堀の北東角には被爆樹木のクスノキがある。堀の向かいからも枝を支える姿が見える。 根元には若い枝葉や草花が茂る。

本丸の対岸

内堀のへりに点々と置かれたベンチは木と木の間にあって対岸からは目立たない。 対岸の公園にはクスノキが並んで花をつける。広場があるので木はまばら。 堀の両岸とも住居表示は中区基町。すぐ北の基町高校は西白島町。

広島城本丸北辺

上は平成19年。東の橋から内堀に沿って天守閣の麓へ。城内の展示にもある石落としを見上げる位置。 現在では天守台の手前で立入禁止の柵がある。柵の向こうにベンチがあるのが開放されていた頃の名残か。