環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

清住寺「千手観音立像」の

場所によっては、説明板の字がくっきりとしていたりかすれていたりする。読めなさそうで意外と読めるのでつい読んでしまう、という効果がありはしないか。

天平12年(740年)、行基菩薩が吉田に来られたとき、可愛川(現江の川)の釜ヶ淵で小さな観音像を得られたが、自ら大きな千手観音像を彫刻し、その腹に淵から得られた観音を籠らし、郡山に満願寺をたててこれを安置したという。

安置された以後の経緯は、「広島県 安芸高田市 行政サイト」*1の「史跡・文化財」に解説されている。