環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

天満神社の標柱

一千年祭の四年後、明治四十年に建てられたしめばしら。
向って右の柱の裏面に「枢密院副議長兼議定官正二位賜桐花章伯爵東久世通禧書」と、四メートルの高さをうめつくすように書かれている。
右の文章(下の写真)から。
一文字目が「胎」だと「はらむ」で、「貽」なら「のこす」。「性情」「於」「圖書」と続く。


左側が(下の写真)。
一文字目「拜す」。次が「ケンシ」で美しいことと醜いこと、「於」のあとに「氷鑑」(明らかに事理を弁えること)と続く。