環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

瑞穂神社

東原一丁目、堤防に向かって建っている瑞穂神社。永正11年*1川向こうの狐瓜木神社から分社を勧請して東原村の地主神となった。
慶長12年*2の洪水以後、戸坂と太田川で分断されるが、秋祭りには狐瓜木神社からの神輿渡御が行われた。
慶安二年*3に境内の樹木伐採とイナゴの大発生が結びついて祈祷が行われる。以後、「畔大明神」「ぐろさん」と呼ばれる農耕の神として崇敬を集めた。なので祭神は埴安姫神大国主神

参考

廣島縣神社誌』

*1:1514年

*2:1607年

*3:1649年