環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

尖頭態勢

そんなふうな、左右非対称で山のように頂部の尖った石碑というのが、あちこちで印象に残るもので、饒津神社*1の「標縄柱銘并序」(三年八ヶ月ぶり三度目)など、特に窄まりが急。

多門院*2境内に入ってすぐ、「得清浄手 受持佛法」*3と勧める小さめの石は、角柱や丸石でなく、推進力のあるこの形なのだろうなと、なんとなく。

広島城内堀の北*4の「軍馬之碑」も上が細くなる。背後の木とともに台石の裾野の広さが安定を感じさせる。

*1:広島市東区

*2:広島市南区

*3:大方廣佛華嚴經ほか

*4:広島市中区