環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

固められた足元

神社の西側、大元方面へ抜ける切り通しの手前に「地蔵大菩薩」の額のある神社風の祠があり、旅館への階段道を背にしている。

祠の周りは所狭しと囲いが立てられて正面の空間が確保されているが、囲いの外にも「奉寄進」と刻まれた小さな石柱が見える。

道路脇の斜面ががっちりと塗り固められているので、石柱も少し埋まり「寛政三辛亥」*1の「亥」の字が途切れている。

*1:西暦1791年