環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

天満宮の登竜門

失意・失脚の後の名誉回復や再チャレンジという、紆余曲折の前の段階として、立身出世であるとか物心両面の成功・成長が果たされることがまずは求められる。鯉の乞いは辰として立つこと、という感じで。

天満宮社殿の東の脇には寿老人・水神社・龍神社などが連なっていて、龍神社(と荒神社の祠)の手前に絵馬の奉納所と「登竜門」が設けられている。


絵馬を持って門をくぐり祠の中で龍神石に願をかけて絵馬を奉納するという道筋。通過点を示すことで境内の中での参拝者の動線そのものに願掛けの意味が加わる。