環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

惣社とその周辺 2

拝殿の中にある由来の書かれた額。『書出帳』記載の地名配置図も見える。 惣社の隣の徳行寺はもと惣社の別当寺。「本堂」と「庫裡」と書かれている。現在は東に移転。 隣接した地名だけでなく、「五六丁程離」れた所に「神宮寺山」、「一丁半程離」れた所に…

惣社とその周辺

「これが惣社ですか」「そ(ry」 それはさておき、下四日市村の惣社大明神。こちらも牛頭天王を祀る。 前出『書出帳』には往古大社であった証として関連の地名を略地図の形で載せている。 政所・惣社免・門田・八幡崎・神田・神立田・馬場・宮前・土器田・神…

祇園・八坂・天王

高松山から少し西の、旧上四日市村。可部の盆地の真ん中辺りにある神社。 神社の前の交差点名が「天王神社前」。「天皇神社」と書かれた地図も見かける*1。 現代の(もしくは後代の)呼び名は八坂神社。例えば"広島市亀山公民館"。社殿の写真が載っている。 そ…

麓の祇園社

山上には愛宕が、麓の川向かいには祇園社(高畑祇園神社)が大文字祭りに関わる。ポスターに言う「徒歩5分」はこちらのことか。 社殿は根の谷川を背にして建っている。

説明板諸相 登山道入口

南方からの登山道は大きな説明板が目印。 左には高松城跡の説明、右には大文字祭りの説明。 大文字祭り(高松神社) 享保5年(1720年)に可部の町の大半が焼け野原になる大火があった。可部には火を使う伝統の鋳物業が発展しており、町屋も軒を連ねて密集してい…

高松山頂上付近

大文字の灯っていない頃、よくみると斜面に樹木のない空間があるのが分かる。 ほんの少し。

高松山大文字

毎年の中国新聞*1の記事になっているので多分有名な大文字。 山上の南斜面に電灯がともるとこのようになる。 撮った写真の撮影時間を見ると19:10とある。 このあたりが、三脚を使わずに気軽に写せるぎりぎりの明るさだったろうかと思い出す。 *1:前項ポスタ…

赤地のポスター

安佐北区可部の高松山*1で行われる大文字まつりのポスター。 古めかしく見えるのは赤いせいか文字のせいか。 大文字まつり 安佐北区、可部 上市バス停下車・徒歩5分 献燈 平成19年5月26日(土)27日(日) 余興 26日(土) 午前=富くじ・山頂富くじ 午後=餅まき…

赤字の錦

旭山神社の灯籠の赤い文字。秋でなくともてるやまもみじ。 西区の己斐の燈篭なので「錦燈」、としておきたい。

「呈輝」

参道の途中に石灯籠。 「輝」きの漏れて貫きうかんむり。

真亀(まがめ)

「真亀」の地名の由来を知るには何を見たらいいのかよくわからない。 真亀山神社はもと玖*1村に属し、太田川東岸の丘陵上にある。文政二年の国郡志に「宮山」にある「八幡宮」と書かれているところ。 「地名+神社」の名前はいかにも明治時代らしくて好き嫌…

真亀山の手水鉢

真亀山神社の拝殿のそばにあるのが清水舎で、石段の麓にあるのが手水鉢。 正面に立つと龍と目が合う。

流し水

安佐北区の真亀山*1神社にある清水舎は、ステンレス流しに屋根がついたもので、注連縄もかけられている。 屋根が前方に長く出ているので、雨水が溜まったりはしないかもしれない。 *1:まがめやま