環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

尖頭態勢

そんなふうな、左右非対称で山のように頂部の尖った石碑というのが、あちこちで印象に残るもので、饒津神社*1の「標縄柱銘并序」(三年八ヶ月ぶり三度目)など、特に窄まりが急。 多門院*2境内に入ってすぐ、「得清浄手 受持佛法」*3と勧める小さめの石は、…

渡辺黙水句碑

園内のシンボル庭園「そらやまの道」の麓に三角形の石が佇む。傍らの木で陽射しをよけながら。 老鶯や 赤松のみき みな朝日 黙水 棗月書 石碑の手前に説明板がある。「黙水」はこの山の所有者東光会の初代理事長渡辺盛之*1の号。会の設立三十五周年記念*2と…

保安林と鳥

同じく林道沿いに、「龍王山保険保安林の案内」という看板が見える。 けれども文字の部分は剥落して読めない。右側の案内図でも、道を示す黒線もはっきりしない。 図中の絵の部分はかすかに残っていて、鳥の絵が二つばかり見える。 付近の木を見上げると巣箱…

ワナの手前

同じく林道の傍らの、少し平坦な面があるけれども、 高めに張ったロープによって、人が近づかないように押しとどめる。 横長の看板に「イノシシのわなが有ります 近づかないでください」との注意。いや、イノシシが仕掛けた罠ではなくて。

龍王山の登山道

憩いの森公園から、北の龍王山への登山道がいくつかに分かれていて、案内図では主なコースとして Aコース(55分) Bコース(43分) Cコース(39分) Dコース(32分) Eコース(34分) の四本が示されている。一番西で展望台を経由する大回りの道が、赤い線の…

林道沿いの湧水

公園内を周回する林道は、ところどころの谷川を横切りながら囲繞する。 龍王山への登山道Cの少し西に、「西条龍王の名水」が水飲み場となっている。コップは青い。アスファルトは黒い。

堰堤の連なり

公園内、日だまりの庭の隣に砂防ダムつきの渓流があり、林道の下をくぐってキャンプ場方面へ流れる。 広島県林務課によって平成7年度に造成された。 堰堤の殺風景さを補うように、上部に擬木の柵が設置されていて、 流れ落ちた水のそばには紫陽花が見える(…

公園内の渓流

龍王山と、それに連なる山々から谷川が流れ、憩いの森公園内で合流して行貞川として南へ下る。 各所で砂防の設備が加わり、広場を抜け、公園南部のキャンプ場付近では水を湛える岩場が広がる。 そのような近付きやすい場所を設けてあるので、 注意 晴れてい…

半尾橋親柱

前回のエントリを書いた後、「寺家村 絵図」を検索語とするリンク元が表示されていたので、それならば前回にも挙げた本が最適でして、 東広島の歴史事典posted with amazlet at 10.11.07東広島郷土史研究会 渓水社(制作) Amazon.co.jp で詳細を見るこの事典…

半尾川と橋

「半尾川*1」が西条の市街地を北から南へ流れる。西条町行貞*2を源に発し、西条東と西条昭和町の境で黒瀬川に合流する。延長1.4kmの細い川。 鉄道や多数の幹線道路が横切る中に、比較的新しい橋がいくつか見える。 市街地の中では、隣接する病院名を橋の名前…

西条西本町

昭和40年に西条東の一部が「西本町*1」となる。北の山陽本線と南の国道2号に挟まれている区域。 東は半尾川を境に西条岡町と接し、西は県道332号を境に寺家と接する。 東南隅に西条プラザがあるので、国道2号のバス停は「西条プラザ前」となる。 昭和62年発…

西条を冠する町名

西条駅の南に広がる市街地には「西条本町」のように「西条」を冠した町名で街区を分けている。 紫に塗った地名が「西条」を冠する。その周辺に「西条町」に属する大字がとりまく形。青線は河川。 旧四日市次郎丸村が中心を占めるが、その近隣の市街地にも「…

四日市の東端

安芸国分寺付近にあった「寺町村」が「吉行」「土与丸」「助実」「次郎丸」の四ヶ村に分かれ、その中では西側に位置する次郎丸村が宿場町の「四日市」と合わさって一つの村となる。 四日市は、天正年中に分て、市驛とす、次郎丸は、もと寺町村の内なりしが、…

西条町域

御建公園内に「合併之碑」が建っている。「吉井常夫彰功碑」ほど大きくはないけれども、町村合併時の首長や議員の名前がぎっしりと並んでいる。 昭和十四年七月一日西條町寺西村下見村御薗宇村吉土實村ノ一町四ヶ村ヲ廢シ其ノ區域ヲ以テ新ニ西條町ヲ置カル …

寺西(てらにし)

map:x132.731709y34.430841:hybrid:w450 西条の中心部からみて西側一帯だから「寺西」ではなくて、明治22年に「寺家村」と「西条東村」が合併して「寺西村」が始まる。 昭和14年に近隣の諸村と合併して「西条町」の一部となるが、昭和25年に分離して再び「寺…