環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

より大きな橋、もしくは道

愛宕池跡はホテルの正面になる。その西隣は白神舎。 建物近くの道路には欄干が立っている。ついつい道の下に目をやるが、とく水がみえるわけでもなく。

愛宕池の橋

下に水の無い橋というと、白神社のそばの「旧国泰寺愛宕池」が思い出される*1。 平和大通りの緑地の一部として、被爆樹木にとりかこまれながら、石と土がごろごろしている。 *1:たまたま倉橋島と同じ時期に撮っていたということもあり

千秋橋

空の水路には、桂浜神社の正面のところで石の反り橋が架かっている。 神社側には寄進者の名と「天保十二年*1辛丑八月社日」という年月日。 海側には大きな字で「献備」「千秋橋」。 *1:西暦1841年

水路の水の多少

ドック跡から御座船展示の方を見ると、手前の水の少ない水路との間は水管によって通じている。 高床の下ではそこそこに水を湛えていて、水面に周囲の松林を映しだす。 さらに東に水路が続くけれど、そちらはだんだんと水気が無くなっていく。

ドックの石垣

神社のそばには階段があり、 海側と隔てている面はこうなっていて、 溝のついた石が両端に見える。 右奥でも同様に角に溝が見える。 石垣全体はバラバラに見えたり、模様があるようにもみえたり。

ドック跡の奥

大まかにいうと四角い空間が石垣に囲まれていて、海側は塞いである。 奥の方は左右に空間が続いている。手前よりもじめっとした地面で、 右奥をのぞきこむと僅かに水が流れていたり、苔が定着していたり。 さらに奥では細い水路になって曲線を描く。その先に…

桂ヶ浜ドック跡

桂ヶ浜の西の端、近世の中頃に使われ始めた和船のドックの跡がある。 東隣には神社が鎮座し、西隣はこんもりと高まりが陰をつくるので、低くて平らな地面がより目立つ。 説明板には、明治時代のチラシに書かれた港の絵が掲載されている。明治15年、大型船に…

御座船の格納庫

歴史館のほど近く、桂ヶ浜の松林の中に「厳島神社御座船格納庫」と書かれた建物が。 側面にある説明板が御座船の由来を記している。 管絃祭のはじまりとして、都の「管絃の遊び」をもたらしたという平清盛から言及があり、御座船そのものの記述は『厳島道芝…

御座船展示スペース

倉橋島の、桂浜近くの県道沿い。 昭和37年と昭和61年の厳島管絃祭に奉納された御座船が、道路の方に正面を向けて展示されている。 水の上の建物自体が道路からも目立つので、その先にある造船歴史館の先触れのような存在。

内堀の遊覧船

同じく秋、広島城二の丸で菊花展が開かれる頃、城の周辺がフードフェスティバルで賑わう10月末の土日。 写真は平成20年の時の様子。二の丸に接する三の丸広場から舟に乗って遊覧する「参上!櫂伝馬」が催される*1。 本丸の北に小舟が浮かんでいるのを見ると…

庭園の船

催しの一つに「舟遊体験」があったようで、そこの受付への案内も示される。「州浜」から小舟に乗って濯纓池を遊覧。 ふだん池で舟を見かけるのは、池や島の手入れの作業のとき。 陸地では、裏返しになっているのを見かけたり、菊の展示の中にいたり。

矢印の花

日付変更を9時に、というのはさておき。 縮景園で催しのあるような日、入ってすぐの道端に、「明月亭」「芝生広場」「売店」といった、園内の施設の方向を一本の木にまとめて表示してあるのが目についた。 これがひょろ長い矢印だとバラバラの印象になってし…

駅の矢印

階段をあがってホームに向かう、その上下を誘導する矢印があったり、 隣の駅名とその方向を示す矢印は、ホームで見るというよりは、列車の中から確認するといった場合にわかりやすく見えないといけない。 車輛の数に比してホームが長いときは、そこで待って…

曲る矢印

矢印一本あるだけでも「地図」といえないこともない。 その矢印が複数あって、太さが異なったり、階段をあらわすギザギザがついていたりするとさらに地図っぽくなる。 西から浄土寺に向かって進むと、丘の縁を直進する山門への道と、研修道場へ通じる入口が…

古寺めぐりの矢印

直近の寺院への道しるべとなる石柱が要所要所に立っていて、 路線バスの通るような道路から、西国寺へ上がる入口が示されたり、 分岐する道で、左手にすぐのところに西郷寺が、右手の道をまがってしばらく進むと浄土寺に至る、というような場合には、同じ面…