環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

説明板諸相 厳島合戦配置図

要害山(宮尾城跡)にある「毛利元就ゆかりの地 厳島合戦跡」の説明板には合戦の地図が付いている。
凡例には、毛利軍を黄色で、陶軍を水色で表示すると決めているものの、陸地の軍勢はみな黄色で、進路と水軍だけが水色となっている。これでは勝てない。
そして地図中央には「塔の岡(塔晴賢本陣)」と書かれている。
もしも「すえ」と読めなかったのなら、「塔」につられてしまう気持ちも分からなくもない。
地図上方の「弘中隆包」*1は正式な表記で問題なし。それとも単に「包ヶ浦」につられたのかもしれない。
検索してみると「兼」が広く使われている。
"弘中隆兼" 1030件
"弘中隆包" 23件
他の人物名で試しに比較。
"毛利秀包" 2730件
"毛利秀兼" 0件

*1:ひろなかたかかね