環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

高杉城跡の説明板

知波夜比古神社参道脇に「県史跡 高杉城跡」の説明板がある。県史跡への指定は昭和59年で、広島県教委と三次市教委によるこの説明板は昭和63年3月。傍らに立つ石柱も同じく昭和63年。


城郭の遺構についての説明のほか、毛利氏との合戦後に再建された神社(市重文)や、さきに見た祝氏墳墓についても触れられている。*1


参道入口脇にある白い説明板は三次市三次市教委によるもので比較的新しい。「毛利ゆかりの史跡」と題するように、記述は毛利氏により祝*2氏が滅亡した合戦*3に絞られる。墓地については「この時討ち死にした城主祝氏を供養した宝篋印塔があります」との説明。

*1:「祝治部、甲斐、宮内の墓と伝えられる宝篋印塔や自然石からなる墓地」

*2:はふり

*3:前者の説明板では「天文21年」、こちらでは「天文22年」