環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

五族苦労桜

備後護国神社境内の『拓魂碑』に見える桜の浮き彫り。
「拓魂碑」の碑銘は田中角栄の書。

この碑は昭和十三年から昭和十九年の間広島県より送出された満洲開拓青少年義勇隊約五千人のうち中国大陸に於て短い生涯を終えた六七七柱の霊を祀り再びかゝる事の起らないため民族融和と恒久平和を祈念して備後地区生還者によって建立されたものである

との説明がある。