環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

石碑の省略文字

国道沿いの三角形の土地に鎮座する西原胡子神社

昭和37年11月の現在地への建立にあわせて社号碑が立っている。この十年後に祇園町広島市と合併する。
裏面の縁起には、太く直線的な文字が刻まれている。

「間」「事」「来」「嘆」「霊」
などの、短い点画が密集しがちな字で省略が見られる。

省略の程度も色々で、「撰」「繁」「機」のように仮名に似た簡素な要素に置き換わっているものや、「時」のように構成要素が省かれているものもある。
石碑よりも手書きのメモで見かけやすいかもしれない。