環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

廿日市市役所南



串戸港に通じる運河の隣。
廿日市市役所のある所は、南の道路に面して防潮壁とゲートが控えている。
南の貯木場は埋め立てが進んで、さらに海岸線が遠ざかっていくことに。*1


ゲートは片側一車線の道路を塞ぐ広さ。ハンドルの軸のそばに、閉鎖・開放の手順が書かれている。

壁の内側は緑地帯で、歩道のそばにある石碑が「竹中健助氏之碑」。庁舎等の建設以降、現在地に立っている。

安政3年から明治28年の人で、「彼は住民の先頭に立ち自らもその私財及び一身を擲ち廿日市の海岸の堤防を築造し、海難防備に多大の貢献を」したという説明がある。「健」の字はぎょうにんべんになっている。