環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

四角の中の地御前

広電宮島線地御前駅*1のそばに、地御前地区をまとまりとする案内図が掲示されている。
一つは地御前地区コミュニティ推進協議会による「じごぜん史跡めぐり」の絵地図。もう一つは地御前商店会による「廿日市市地御前地区商工案内図」。


史跡や名物のイラストをふんだんに盛り込んだ前者と、丁目ごとの色分けをして商店の所在地を正確に示す後者。
地区の範囲自体が四角形に収まりやすいので、どういう見せ方の地図でもそれほど配置が変わらない。方角の上下はともかく。
北は串戸との境の御手洗川、東は海、西は山陽新幹線で明瞭に区切られる*2。南の阿品に接する山林部や地御前神社より南が端折られやすいが、阿品も地御前村の一部であったから、他の方面よりは密着の度合いが強い。