環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

東群の起伏

七ツ塚古墳群の東群は美波羅川近くの斜面上にある十数基。

分かれ道をたどると、まず東群最大の40号古墳の墳丘があらわれる。

案内図では墳丘の大きさが絵に表されているほかに、3基の円墳の埋葬施設に横穴式石室があったことも示されていて、いずれも南向き。

他の円墳よりも墳丘の高まりを失って、石材が露出している様子を古人が目の当たりにしたら、それらを「七ツ」には含めないでいて別の物と捉えるだろうか、崩れる前は同類だったとみなして墓地に含めただろうか。