環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大正の改築

「旧拝殿及倉庫ヲ解体シ其材ヲ用ヒテ西ニ神輿及倉庫ヲ建テ東ニ額殿ヲ新設シ」

御大典の頃の改築

神楽殿の向かいには神輿殿。平成の御大典記念に「神輿殿・倉庫」が改築された。つい最近のことのようなそうでもないような。 西に連なる棟には「吉田神楽団」「郡山子供神楽団」の額が署名入りで架けられている。それらとの対比で「神輿殿」の書体のすわりの…

清神社の神楽殿

郡山城下の清神社は境内中央に杉の巨樹(天然記念物)が並ぶ。倒れた一本の一部も神木殿に保存されている。 それらを挟むように神楽殿と神輿殿が位置する。舞台は杉に見せるような向き。

舞台の背後

甲田町深瀬の丘陵先端で八幡宮が東を向いている。*1 参道を上がってすぐに見えるのは舞台の背後。社殿からこれ以上距離を開けようとすると崖の上に浮かぶ。 境内は階段状。舞台の開放された背面の一部から麓もみえる。 *1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/…

常盤神社の段 2

砂防ダムの並ぶ谷間に位置する常盤神社は斜面を複数の壇にして高低差の大きな境内となっている。どちらかといえばじめっとしている。*1 宮崎神社同様、本殿に向き合う位置の神楽殿。舞台に上がる石段が無くてもいいような高さの床だけれど、建物そのものはさ…

宮崎神社と床下

同じく吉田町の宮崎神社は、段の上に社殿があり正面の下の段に舞台が向き合っている。 塞がっている床と塞がっていない床とあり、物が置かれていても隙間に余裕のある高さ。からからと乾いた木と地面。

舞台の下も

境内に神楽の舞台を備えている神社なら、そこの床下にも長い物が保管できる。 写真は吉田町の埃ノ宮*1。小山の麓からも横長の舞台が見える。 もちろん床下だけでなく脇にも天井にも保管スペースがある。 *1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20110716/13108…

拝殿床下収納

表勝木八幡*1の拝殿・幣殿は縦長。 奥は地面が高いけれど、手前は床下に空間がある。バケツや何やら、道具類の置き場所に使われる。 *1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20110804/1312474301

九品寺地蔵堂の備品

可部九丁目の九品寺地蔵堂*1には市指定文化財の地蔵菩薩木像が安置されている。消火器具箱はもちろん火災報知器もある。 縁の下には多数のバケツ。 *1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20110808/1312825223

新旧石鳥居

そこに列挙してある鳥居には「新鳥居」と「旧鳥居」がある。 現在立っているのが「新鳥居」で、大正15年の建立。 拝殿脇にホースなどと一緒に置いてあるのが明和九年銘の「旧鳥居」の一部。かの有名な「迷惑年」。 「明治中期に破損」とある。

長井ふたたびの宮

もとからの名が「伊勢社」で、地域の名を冠して「長井伊勢社」とも。 平成23年に由緒書きと絆碑などが設けられる。 可部線(可部駅以西)の復活を祈念するとともに、ふたたび願いが叶うお宮として、地域活性化を願い『ふたたびの宮』と称し、木製額を掲げま…

並ぶ木と石

近年設置された「長井ふたたびの宮」としての記念碑や由緒書が手水鉢とともに並んでいる。可部の町に東面する社殿から見て左手、山を背にした一列。 鉢にも手形にも脚があって地面と離れているのが、高々と伸びるケヤキと方向を揃えている。

伊勢社の手水鉢

それと同じ型の手水鉢が長井(亀山南)の伊勢社にある。 水道から水が注がれているので器も足下も水気で色濃い。石を彫りくぼめて地べたに置かれたものよりも、脚や台の上にあることがなんとなく清潔感をかもし出す。

友貞神社の手水鉢

昔の可部の町の北の端に接する「友貞」。旧国道に面して友貞神社が東を向いている。 ここの手水鉢を受ける石組みは簡素な並べ方だけれど、鉢の脚はきれいに加工された曲線。

明神社の水まわり

可部駅東口近くの「浜の明神社」は、船着場(現明神公園)に面して鎮座する厳島明神。 大きな鋳物の盥が軒先の天水を受ける。地面にはその水気によって苔が濃い。 手水鉢の下は零れっぱなしではなく、排水口に流れるように処置してある。

手水鉢の緑

八木の細野神社の手水鉢は屋根に覆われているので、上から雨水を浴びることは無い。 それでも鉢に水を湛えたり、濡れた地面に近かったりするので、石全体が水っぽくて緑色。 四隅の木の柱も根元近くは緑色。

亀崎神社狛犬

そういった雨水の当たりやすい上面にはほかの落下物も溜まりやすい。 大きさの異なる石が複数段の台座になっている狛犬がいる。台座のふちに散り敷く落ち葉、狛犬の頭や背中にも少しくっつく。 それやこれやが堆積して土に還る、というほどではなくとも、苔…

上から滲みる

亀崎八幡*1を訪れたのは平成18年12月の雨の日のみ。じめっとして薄暗い参道で、むやみにフラッシュが瞬いて刻字が読み取れない、そんなてきとうな歩き方。 玉垣の石柱は先端近くに雨水が滲み込んで黒っぽくなっている。その部分の屋号紋はくっきり写るが、下…

郡山の白黒

湿り気のある石碑のもとの色が黒っぽかったらより黒くなって刻字は見えにくくなる、わけでもないのは字の部分の石が別物だから。 白い道しるべに「毛利公おはか道」と大きな字が黒く目立つ。字の部分だけでなく、流れ落ちた墨の跡のほうが目立っているので字…

雨のあとの碑

歩道を塞ぐほどの水溜りは舗装の不具合の目立つもので、道幅一杯に水を湛えるほどになると水を跨ぎようもない。 もともと段差のある場所なら水溜りもできやすいが、広い面にもなりにくい。横断歩道の両端とか、公園の入口とか。 公園の入口に水溜りが残るく…

広域公園前の歩道橋

広域公園前駅のすぐ下は「広域公園南口交差点」。 駅に通じる歩道橋は広域公園方面へのスロープとつながって少し長い。 けれど屋根が無いので雨の日に水溜りができて通りにくい。

大塚駅

広域公園前の一つ前、大塚駅の歩道橋の場合、すぐ下の道路を跨ぐだけでなく、南に並んで流れている大塚川も跨ぐので若干長い橋になる。 エスカレータも川向こうにぽつんとある。

白島駅

白島駅の下は交差点なので、四つ角それぞれを結ぶ横断歩道橋の一辺が改札口となる。駅を使わない人も自由通路として東西南北。イベントホール、学校、放送局、高層住宅。 どの向きにもいろんな施設があっていろんな用事のいろんな世代の人が行き来する。 猫…

白島北町を通るバス

路線バス 「新白島駅」バス停を新設! JRの高架から北が「白島北町」。アストラムラインの白島駅は白島北町の中心にある。 バスセンターから高陽方面へ向かう路線バスは祇園新道沿いの各バス停を通るので、「白島北町」バス停の手前で新設の「新白島駅」バス…

JRの新白島(東)

JRの方の新白島駅舎も白。高架と橋脚に白い箱がくっついて、アストラムラインとは連絡通路でつながる。通勤ラッシュ時に集団で駆けたりする光景にならなければ幸い。 窓に貼られた紙に「3月14日開業」と。

白い筒

その横断歩道の北と南に、アストラムラインの新白島駅駅舎が連なっている。JR駅との連絡通路までは続かないけれど細長い白い筒に丸い窓。 開業当日には記念入場券販売があり、JR切符ともどもこちらの駅入口で実施される。 アストラムラインからのお知らせ 20…

工事現場の横断歩道

祇園新道とJR高架が交わるところがアストラムラインの地上と地下の切り替わるところ。新駅は高架の南側に、車道に挟まれる位置で駅舎を見せる。 車道と駅舎を渡る横断歩道はもともと距離が長いけれど、工事中に若干の迂回路がつくられるとさらに距離が長くな…

西白島の歩道

同じく工事中の新白島駅の西側、長寿園に挟まれた高架の周りに歩道橋ができたり駐輪場ができたりと、進行する工事とともにそこを通り抜ける歩道の位置も変わったり戻ったり。 高架の北側にある公園内を仮設歩道が丁字に通っていたのが元に戻った。 関連 西白…

歩道のふさがる日

開業の迫る新白島駅。駅のすぐ下をくぐる位置にあるガード下の歩道は南も北も工事の柵が迫って注意がいる期間が続いた。 工事の進行上、歩道を通行止めにする日があるとして、どの曜日がよいやら。 今年1月の半ばには17日と19日の日中に通行止めがあった(ら…

小さい地図

石内の運転免許センターの入り口にあたる「石内南中央公園交差点」。三方が団地内の道路で、東への一本は免許センターの下をくぐって県道71号に通じる。 昨年末の工事期間中は平日夜間の通り抜け不可となっていた。看板上部に矢印と×で簡易な標識となる。 た…