環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

出迎えの幟

その道をいつも通る人ではなく、初めて来る人に対して出迎える意味で行事開催中を知らせる幟。 一本だけだと不安があるから何本も同じ幟を並べて道順もしめす。 この道はオープンキャンパスの日に高校生の来訪を待つ比治山大学。たぶん十年くらい前か。

カーブに立つ一本

阿戸と熊野の境近くに祠があり、県道がカーブしている。 カタツムリのマークの看板には「交通安全」の文字。そこからさまざまな注意事項を連想させる効果があるなら、無難な言葉ががたしかに無難なのだろう。 同じく交通安全の文字が幟にもなって何本も並ん…

人と車に見せる文字

阿戸町の熊野川沿い、歩道橋の袂に接するガードレールに「とびだしちゅうい」の看板(広告付き)。歩行者が飛び出すのを注意するなら運転者に向けたものか、平仮名だけなので低年齢向けか。 「第六区町内会掲示板」に貼られた「家庭の日」の標語は「横断は余…

赤いシートベルト

交通安全の標語を運転中の人に見せてよそ見したらどうするかと考えた末のことと思いたいのは、 とても巨大な看板に大きな字で表示してあることだろう。 道路標識並みの視認性が設置当初はあって、年月が経つと色が薄れるのは仕方ない。 この看板は瀬野から阿…

速度を落とす言い回し

道路を走る自動車に向けた注意看板は、スピードを出しすぎないよう呼びかける目的のものが多く、 端的に言えば「スピードおとせ!!」であるし、 標語の形をとると、「その速さで子供の顔が見えますか」のようになる。 いずれも県道174号。

定番の税の標語

その初神の三叉路に筆の形の所在地案内柱(?)が立っている。 標語はおなじみの「この社会あなたの税が生きている」。 kanototori.hatenablog.jp萩原にも同じものがあり、あちらの分岐点では初神と城之堀への道しるべにもなっている。

初神の分岐

県道174号が南へ曲がる所が「初神」。『文化度国郡志』には「ハジカミ」のフリガナがある。 左手の県道174号は途中県道34号と重複しつつ「熊野町役場」を通り過ぎる。 右手の道は同じく県道34号と合流するが比較的古い道。「熊野中学校」に行くにはこの道。

県道174号

はてなダイアリーから数えて4600日。その道路は県道174号瀬野呉線。瀬野から熊野跡を経て熊野東部を抜けて苗代から呉市中心部へ向かう。 路線バスは熊野町中心部へ向かうので途中で西へ逸れるが、この県道は初神から南へ向かう。 『熊野町史 生活誌 資料 年…

バス停名表示が下に

熊野東方の、小屋のあるバス停は「西新宮」と「東追分」などがある。 向かいから遠目に見ても地名が読めるのが、必要なサイズの目安だろうか、「追」のしんにょうの点が欠けているのが拡大すると分かる。 「西」だけが立体的に残っている「西新宮」は、地の…

熊野の待合所

県道174号は瀬野から阿戸を経て熊野に通じる道路。 熊野町では阿戸学校方面への広電の路線バスがある。阿戸から瀬野へは芸陽バスがある。 歩道が広いわけではないが、バス停のベンチは歩道の奥の敷地に空間を確保してあるところもある。 波板で作られた小屋…

新旧上屋

音戸・倉橋のバス停に設けられた白い上屋に統一感を持つのと同じように、警固屋・音戸のバス停に見る比較的新しい黒っぽい上屋にも、同じ時期に更新されたらしき統一感を受ける。 どちらにも支柱に雨樋が添えられているが、白い方では片側1箇所だけから垂れ…

バス停の屋根

市街地の狭い道路にはバス停の置かれる空間に余裕がないが、 人家の密集していない広々とした道路では、歩道の奥に表示が立てられていたりするとバスが素通りしてしまうのではと不安がよぎる。 音戸の波多見バス停や竹田浜バス停は歩道の奥にぴったりと設置…

下祇園バス停

安神社前には「上祇園バス停」があり、広島方面の次は「中祇園」、さらに次が「下祇園バス停」。JR可部線の下祇園駅に近いが、駅前すぐというほどでもない。 安佐大橋方面へのバス停はコンビニ敷地の角にあり、広島方面へのバス停は道路近くに迫る建物の壁を…

旧道という県道

国道よりも可部線に近い位置を「県道277号古市広島線」が通る。古市橋駅以南の「旧国道」。 現在も路線バスが通るが道幅は狭く、センターラインが無い。所により広くなったり狭くなったり。 もと安神社境内の「安神社前交差点交通信号機」の表示には、「広島…

片側二車線

祇園・西原地域の国道183号は旧国道54号で、54号は西の祇園新道だけを指す。 183号には多くの路線バスが通るため、広島市中心部(広島駅・八丁堀・バスセンター)へ向かう路線が各方面から集まって鈴なりになりがち。 ドン・キホーテ付近に数年前施された「…

旧国道と産業道路

その修理工場のあった場所は、国道に通じる「産業道路」に面していた。 東に可部線、旧国道、旧国道54号が南北に並行する中を東西に横切る産業道路。現イオンモールが三菱の工場だった頃の道路の役割を表す。 国道沿いのドンキホーテ(昔デオデオだった建物…

十年前の更地

同じく十年前に見かけた祇園6丁目の更地。この場合は、この先風景が一変することを見越しての撮り方。 何の跡地かというと、広島電鉄の自動車修理工場。 現在はコーナンの敷地。 建物が無い時期だから、遠く阿武山方面がよく見える。すぐ近くの工場に大きな…

十数年前の大町

下祇園、古市橋ときて次が大町駅。バスターミナルがあるので安佐南の中心地の観。 十年前に見た「大町案内図」は、大町全体ではなく大町駅と古市橋駅を中心として南北を横にした街区案内図。 祇園・山本方面に整備される道路はまだ大町西一丁目までで途切れ…

大学から近場の駅へ

広島市内中心部へ向かう路線よりも、大学に近いJR駅とを行き来する路線の方が頻度が高い。 もっとも近いのは下祗園駅。北の方へは、バスターミナルのある大町駅。そこと結ぶ路線がある。 のは、昔も今も変わらない。 kanototori.hatenablog.jp 交通アクセス…

イオンモールのとなりのバス停

サティ、じゃなくてイオンモール広島祇園の西辺の道路を、広島経済大学行きの路線バスが運行している。駐車場南西近くには「祇園中学校入口」、北西角には「祇園5丁目」のバス停がある。 前者はイオンモール行きの路線も通るので本数がそこそこあるが、後者…

登山口とその反対側

経済大学正門に至る道は、祇園5丁目交差点か祇園中学校入口交差点のどちらからか登ればたどり着く。イオンモールの北西か西かどちらかの角。 正門に着く直前分かれ道で西へ進むと武田山登山口。中国自然歩道のルートとしては、新羅神社へは0.3kmの距離に当た…

図書館を見上げる祠

経済大学敷地の外、正門よりも東の斜面の下は祇園5丁目。 新羅神社よりも奥の谷にひっそりとあったと思しき、幸神社の小祠。 旧村名でいえば北下安村の境のあたりか。

山の方の大学

熊岡神社から北西のあたりへ、武田山を見上げる。 霧がかかっていると上の方は見えず、経済大学の宏壮な敷地の方が目立つ。

神社を結ぶ自然歩道

武田山山麓には安芸武田氏に関わる諸寺社が点在する。 山に登る道を最短距離で自然歩道にするよりは、神社と神社を結ぶ曲線にした方が区切りをつけて歩きやすい。熊岡神社から日吉神社まて0.8km、新羅神社まで0.4km。

もみじのある自然歩道

この神社は市街地の中だけど中国自然歩道の経由地の一つ。背後の山は銀山城跡。 中国自然歩道の要素としての説明板は巨大。神社の由来だけの説明文ではなく、「境内のもみじは紅葉の時期は、見事である」と見所を紹介している。読点の「、」がことさらな強調…

木のそばの看板

同様の書体の看板が境内奥にもあり、こちらはけいの注意事項を箇条書きしてある。 樹木を大切にするよう書いてあるので、看板も樹木に直接打ち付けるようなことはなく、社前同様に鉄骨の脚二本で自立していた。

鉄板とその裏

「諸祭事」が箇条書きされた看板は鉄板と鉄骨のシンプルな作り。 昭和っぽいというイメージがあったが、裏面の「昭和六十年十二月吉日」の奉納日にだいたい合ってるがほとんど平成だった。この看板が立っていた年数は平成の方が長い。

水路を跨いでた頃

祇園の熊岡神社はイオンモールの北、経済大学興動館のお隣に位置する。 周辺の街区の激変によって神社そのものの雰囲気も、市街地の神社に変貌した。 こちらの写真は十年以上前で、現在目の前を横切る道路は倍の幅に広がり、道路と神社の間の水路は暗渠にな…

門前の横にスペース

同じく鞆の寺で妙蓮寺。 門の脇に塀が連なるなら、門外の石碑や掲示板を立てるスペースになる。 追加の看板や掲示物の場所にも余裕があり、駐車場に止めるようにという案内が掲示板の下に置かれる。 車を止められてしまいそうな場所ができてしまうということ…

立てかける柱いくつか

鞆にある寺院をめぐる「鞆の浦古寺めぐり」の寺は19ヶ所あり、萬年山小松寺は大観寺と静観寺の間の順路。 寺号の「小松禪寺」の碑には小さめの古寺めぐりの看板がくくられ、「妙心寺派」の碑には「有髪薬師地蔵尊」の縦長の看板が前に立つ。 さらに手前には…