2007-05-06 石を載せたくなる灯籠 石碑石塔 尾長天満宮の大きな石灯籠は、笠も中台も広々としていて、大小さまざまの石がごろごろと載っている。下から投げたものか、横の石段から置いたものか、上から放ったものか。老幼の差と、遊びと願掛けの違いとが綯い交ぜになって悲喜こもごもだろうか。 この灯篭は鳥居の東にあって、竿の部分の正面に、 明治十四年四月吉辰 當村西連中 とある。 当時の「當村」は広島区尾長村のこと。明治22年の市制町村制施行で広島市の大字になった。 参考 『角川日本地名大辞典34 広島県』