環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

「広島市江波山気象館」銘板

被爆建物」の説明板には、当時の呼称「広島地方気象台」と書かれている。
江波山気象館のサイト
http://www.ebayama.jp/index.html 内の「気象台の歴史」によると、
平成4年*1に「旧広島地方気象台」が「広島市江波山気象館」として開館。
なので写真の銘板は比較的新しいもの。とくにどの字が変というでもない。
昭和62年*2に気象台が上八丁堀に移転して以降、「旧広島地方気象台」と呼ばれることになる。
「広島測候所」が江波に移転してきたのが昭和10年*3のこと。以後、


昭和14年11月1日  国営移管。文部省所属。
昭和18年5月19日  運輸通信省所属
  同年11月1日  「広島地方気象台
昭和20年5月19日  運輸省所属
  同年8月11日  「広島管区気象台」
昭和24年11月1日  大阪管区気象台の管轄に。「広島地方気象台
昭和31年7月1日  気象庁発足。気象庁大阪管区広島地方気象台


という名称・所属の変遷をたどる。

*1:西暦1992年

*2:西暦1987年

*3:西暦1935年