環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

薔薇の赤十字

一枚の看板に、福山駅をはじめ公共施設の方向が示してある。その一番上には「献血ルームばら(4F)」が載っていて、英語表記として"Rose Blood Donner Center"が添えられる。この場合は"Bara"の方が愛称であることが伝わりやすいような気もする。
「ばら」は福山市の花なので広島県赤十字血液センター福山出張所の愛称となっている。広島市の本通出張所の方は「もみじ」。
そういう具合に各地の献血ルームには赤に絡めた愛称を付けているものかと思って見てみれば、他の県はそんなことも無く愛称の無いところも多い。
まあ、供給不足の折、瑣末すぎることではある。
いや、「広島県における人口あたりの献血者数(献血率)は4.5%です。全国平均(3.9%)を大きく上回り、日本のトップクラスに位置しています。*1」というのは、献血ルームが身近な存在であることの証左か*2

*1:広島県赤十字血液センター広島県献血状況」から引用

*2:バスもあるけども