広島市中区住吉町の住吉神社前方には「明治四十三庚戌歳九月」*1と刻まれた石灯籠があり、高い台座に載っているので遠くからも見える。
住吉橋両岸の「住吉町」「舟入本町」住民による説明板があり、この石灯籠が初代の住吉橋(木造)の架橋を記念して建てられたことにはじまり、原爆による倒壊を免れたこと、堤防工事による撤去から保存の動きが起こりもとの位置にもどったことなどが記されている。
- 作者: 広島湾要塞司令部
- 出版社/メーカー: あき書房
- 発売日: 1982/09
- メディア: ?
- この商品を含むブログ (1件) を見る
「住吉神社」については、「水主町字大雁木本川下流左岸」という所在地になっている。「住吉町」や「加古町」は昭和40年からの町名。
*1:1910年