環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

旧亀山発電所


亀山発電所の運転は明治43年から昭和38年。
広島市亀山公民館(安佐北区) あゆみ5回 亀山の発展と太田川 広島市亀山公民館(安佐北区) あゆみ5回 亀山の発展と太田川 広島市亀山公民館(安佐北区) あゆみ5回 亀山の発展と太田川
のページに「時に洪水によって浸水の被害を受け、時に干水によって出力の滅少を来すなど」とある。水量が多くても少なくても難儀する。

建物正面の長方形の板に記されているのは大正8年から昭和51年の8回におよぶ浸水被害の高さ。昭和18年3月がもっとも高く、玄関の上に達する。
広島県文化百選(4)建物編
に、「昭和四十七年(一九七二)の大水害を契機に、老朽化、コスト高などの理由で」廃止となったとある。プレート上では昭和47年の「洪水跡」は三番目の高さにある。