環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

塩屋神社

佐伯区海老山町8−12。
10月10日は塩屋神社の旧例祭日で、現在は七月下旬の土・日曜日に行われる。
主祭神猿田彦神とし、相殿神に塩椎神・竜神・湯蓋道空命・湯蓋道昌命を祀る。説明板には猿田彦神塩土老翁神を並記している。塩田開発以降に塩土老翁神が増えたのかもしれない。湯蓋夫妻は延享三年*1に木像を安置、竜宮神社は平成二年*2五日市港から移転合祀した。
神徳として、

猿田彦神天孫降臨の時、天の八衢に待ち迎えた神です。古来事始めに災害を祓い万事最も善い方への「導きの神」として徳高く、塩土老翁神と共に救いの手を差し伸べられる。陸海空守護の神である。
説明板から

と、守備範囲が広い。



参考

広島県神社誌』

*1:1746年

*2:1990年