環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

蘇和稲荷神社

尾道駅の南、東御所町に蘇和神社が東を向いて建っている。

背後にビルが建ち、前方には陸橋が横切る位置なので、鳥居の上の小石も見える(数は少ないけれど)。
広島県神社誌』によると、もとは山口順的家の鎮守であった稲荷がこの場所に建てられたのは昭和12年で、それまでに西国寺大門 - 土堂町渡場 - 土堂町宝土寺下 - 警察署下海岸を経た。

建物は移転新築だけれども、「霊威赫奕震四海」「盛徳廣大利萬民」の標柱は明治35年、石灯籠は明治44年の寄進。