環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

駅の「口」

更新時間を翌日8時に繰り上げてセーフ*1。 閑話休題。五日市駅には北口と南口がある。 ということは、西口と東口は無い。と言いきれるのは規模の小さい駅だけか。 南口に入るための国道2号線の交差点名が「五日市駅南口」。下段に「Itsukaichi Sta. South En…

「口」で分割

五日市駅*1から北に向かう路線バスの停留所のひとつ。 五日市五丁目口・揚下・五日市五丁目の三つのバス停が五日市五丁目を通る。 上中下や東西南北で分けるのと比べると、中心地に近い所を「口」とするだけで、もう一つは単なる「五丁目」で済ますことがで…

地名表示板と広告

上を向いて歩くまでもなく、電柱の目線の高さのところには縦長の看板が巻いてあるのが目に留まる。 看板の下端にはその電柱の立っている場所の地名の案内があり、その上側は近在の店の広告が占める。 写真の電柱は「可部五丁目*1」にあって、上の広告は「国…

電柱の意義

同じく四拾貫町にて。 ちゃんと「シジツカン」表記の電柱もこのとおり。ぼやけた写真ですが。 行く先々の道々で電柱見上げて地名探し。必ずしもその電柱の立っている場所を示しはしないものの。 珍しい地名を探すというよりも、地名が文字化されて確実に生き…

四拾貫(しじっかん)

備後国の三次郡四拾貫村はもと畠敷*1村の一部で江戸時代初頭に分村したと伝えられる。 40貫というのが銭の貫目のことか力石の重さのことだかは知らないけれど、 『広島県の地名』*2の「四十貫村」の項に「享保七年写の三次郡覚書(広島大学蔵)には「羅貫村」…

「上四十貫」バス停

工事現場そばのバス停は「かみしじっかん」。バス亭名がかすれていても通常は支障を来すことは少ない。 「四十貫」と言いつつも四拾貫町ではなく和知*1町の西の端。四拾貫町にくい込むように三次公園の入口辺りも和知町。 map:x132.9119y34.8018:map:w350 「…

道路工事の経過

土の山が目立つ。ここがじきに道路になって国道を跨ぐ。 完成した暁には「どうろご利用ください」とのアナウンスがあるのだろうかと、思ってしまっても後悔はすまい。

後山造成

前項の看板の「造成」の文字だけが濃かったので、 「「造成」のところ、塗り直しましょうか」 「ぞうせい」 とかいうことを思ったものの、 こちらの「道路工事中」も同じように先頭二文字が濃かったので、 まあ書かなくてよかったな、と安堵した。 三次市四…

寺山造成

寺フォーミングとか言いません。*1 「造成工事中」の看板が山の麓にあった。 「可部高校全面移転整備・寺山公園整備受託事業 土地造成工事」という名称の工事で、 その造成区間は、「安佐北区可部町大字上原字寺山地内」という土地。 *1:書くだけ

向こう岸から寺山城

安佐北区可部町上原*1の寺山*2は根の谷川*3東岸にある。 寺山の名のとおり、山の南部には曼荼羅寺跡の観音堂が残る。 北の高松山城と向かい合うように、山城の跡があったり古墳があったりして、それらが調査されてのちに公園などの造成が始まった。 昨年春の…

向こう岸から八木城

安佐南区八木5丁目の城山*1は香川氏の拠った八木城跡がある。 東には太田川が流れ高瀬堰が水を湛える。 西には阿武山が聳え、その間の稜線を八木峠*2が区切る。 峠といってもJR可部線や国道54号線が通る広さはある。 *1:じょうやま *2:やぎだお

向こう岸から鈴尾城

安芸高田市吉田の鈴尾*1城跡は可愛川に突き出た丘陵上にある。 手前が福原*2村で、山の向こうが下入江*3村。 城主の福原氏は毛利元春*4の子で長井家を継いだ広世に始まる。 参考 『日本歴史地名体系35 広島県の地名』平凡社 *1:すずのお *2:ふくばら *3:しも…

向こう岸から亀崎山

亀崎橋を渡って振り返ると見えるこんもりとした山。 左手が中深川で八幡宮があり、右手が下深川で亀崎城跡がある。山の裏には団地が広がる。 イチョウの黄色の目立つこと。

「かめさきばしほどうきょう」

亀崎橋の隣に歩道橋が並んでいる。濁ったり濁らなかったりで、「かめさきはしほたうきやう」の方がよかったか。 場所は深川5丁目と4丁目で、そろそろ地図を示さないといけない。 map:x132.5318y34.4852:hybrid:w300

亀崎(かめざき)

太田川と三篠川の間の山林部を造成して高陽ニュータウンという住宅団地ができた。 住居表示には真亀1〜5丁目・亀崎1〜5丁目・倉掛1〜3丁目があてられている。いづれも旧村名ではない。 三篠川に突き出た山陵に亀崎神社があって、昔の下深川村と中深川村の境…