環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

地蔵のいる踏切

水尻駅のすぐ隣の水尻踏切は、国道を挟んで海水浴場の入口の目の前にある。 電柱には「水尻ベイサイド遊歩道」への道しるべや、現在地が海抜4.1mであることを示す津波注意の表示がついている。 細長いブロック塀におさめられた地蔵像が踏切脇に立つが、その…

水尻駅からの水尻ルート

海水浴場の道路向かいに呉線の水尻駅があり、その背後に迫る山に登山道の水尻ルートがある。 その案内図が示す遊歩道の途中にも「マップポスト」がある。ここでは駅前には置かないらしい。

坂駅のマップポスト

坂町遊歩道マップ|歩こう坂町|暮らし|広島県 坂町役場 ホームページ - 潮の香りと緑豊かな坂町へようこそ - 坂町の遊歩道の各ルートは麓と山を結ぶ登山道で、坂駅からすぐ始まる「頭部ルート」は南へ山を越えると植田と坂西の間の峠に着く。峠からさらに…

北が上の坂町

前項のようい南北に長い坂町を横長の案内図にすると西の海側が上に来ることが多い。 同様の遊歩道案内図が駅の南口にもあるが、こちらは北が上にある。その分左右にある余白が説明文のスペースになる。遊歩道の多彩さが町の売りであると伝わってくる。

矢印で現在地

現在地を地図上に示そうとすると、近くに施設や街区が込みっていてスペースを取りにくいことがある。 ばら公園(福山市)のど真ん中にある案内図は、ちょっと離れた緑町公園への道順を示しているが、道にいくつかある矢印よりも「現在地」を下の方から示した矢…

茶色の道

案内図の中で現在地の表示が地の色に紛れてわかりにくいパターンは、たいてい「現在地」の色が赤で地の色が茶色か暗い色。 全体に白っぽい史跡の案内図の中の主要な道が茶色いために、現在地の字が見えにくくなる。地図の中では中心にあるためだいたいその辺…

山本からの登山道図

武田山とそれに連なる山並みは多くの登山道がある。 南方の長束・山本方面から登る道へも、山本川沿いにはじめの分岐点にも大きな案内図がある。 茶色の地なので赤で示された現在地はちょっと目立たない。

登山道の迂回路

迂回路になるような同程度の道が少ないと大回りになってしまうが、徒歩で行き来する道ならわりと近くの道を迂回路にして元の道に合流できる。 カガラ山や武田山に通じる登山道に砂防堰堤が設けられるとなると、やや谷から離れた道が迂回路になる。 案内図は…

迂回路予告

県道52号は甲立駅前から東へ三和町を経て世羅に至る主要地方道。 駅の東へ、山を上がる前の水田脇に通行止めによる迂回路予告が立てかけられていた。七年前。 その先にある馬通峠で52号を進まず、440号を迂回しようという案内。

第二根谷川橋の準備

根の谷川を渡る道路のうち、可部と高陽を結ぶ都市計画道路の規模が大きい。「根の谷川橋」から北上して可部南を縦貫して市民病院前まで通じている。 病院前まで整備されたことで渋滞解消などの効果が得られたとある。 「都市計画道路高陽可部線(2工区)の整備…

古川昭和橋アンダーパス

三年前の7月、アストラムラインが古川を渡る「昭和橋」の下に河川管理用通路が整備された。 もともと古川の堤防上に設けられていた遊歩道「古川水鳥緑道」*1の一部となっており、昭和橋によって途切れた感のあった遊歩道が一体の道となって散歩がより安全に…

橋の付け根

川にかかる橋の銘板を見ようとすると、橋の外側から遠巻きに眺めるか、 あるいは河川敷に降りて橋桁を見上げることになるが、もっと近寄ろうとすると橋の付け根めがけて堤防の傾斜を登ることができる所もある。

天井の傷

下の道路からよく見える位置に銘板があるということは、架道橋が低いということで、そこの高さ制限は3.8m。第二打越架道橋も同じなので、車の進行方向によってぶつかる橋が違うことになるが、普通はぶつかるまで行かない。 天井というか橋桁の裏というか、下…

可部線打越架道橋の銘板

可部線の横川と三滝の間、太田川放水路左岸で道路を跨ぐ部分が「打越架道橋」。*1 歩道から見上げるとよく見える位置に銘板がある。 橋桁部分と橋脚部分にそれぞれ銘板があるが、内容は同じデータで下の方が項目が多い。「基礎工」「基礎根入」なので確かに…

本川橋欄干

平和公園内を東西に通過する道路は元安橋と本川橋を渡る。東の元安橋は観光客の多く行きかう道で、西の本川橋を歩く観光客はすくない。 本川橋を渡るとき、普段は上流側の歩道橋を歩くので橋の内側を見る機会がないが、フラワーフェスティバルなど交通規制が…

道路の上の線路

天神川駅*1は高架駅。駅の下から線路を横切る道はガード下であり、高さの必要な車道はアンダーパスとなる。 駅のすぐ東の鉄道橋は「第一大須橋梁」。車道と歩道の間に諸元のプレートが見える。周りの壁面は白い塗装が塗りなおされている中に黒々と残っている…

線路の上の橋

安佐大橋の東詰の交差点のすぐ隣に芸備線の線路が敷かれている。 交差点から東に伸びる道路は線路をまたぐので跨線橋。名前は「安佐大橋跨線橋」なのでここも安佐大橋の一部か。 並んで「矢口歩道橋」もある。ひらがな表記はは「やぐちほどうはし」とある。…

中国自然歩道の角

安佐大橋は中国自然歩道のルートの一部。 中国自然歩道【一周ルート】 (2)矢口・極楽寺 - 広島県ホームページ 西は極楽寺山や武田山を経て古川沿いを北上した後安佐大橋へと南下する。 東詰からは南へ曲がり、府中や矢野の山伝いに呉方面へ通じている。丁度…

安芸矢口駅

安佐大橋たもとの跨線橋から安芸矢口駅を望むと島式のホームがくっきり見える。 東に駅舎があるが建物に隠れる位置。ホームに通じる歩道橋は南の端に付いている。到着した列車を見下ろしつつ背後に阿武山を収める階段となる。

高架と安佐大橋

地元のスーパーへの案内地図では高速道路は重要でないので点線で描かれる。 実際の風景では、太田川を渡る防音壁付きの高架橋という、とても目立つ物体なのでどの方角からの遠景にも収まる。 安芸矢口駅から北を望むと目の前に横たわる高架と、さらに背後に…

玖村の境の山

玖村と下深川の境をなす山は太田川に接して急な斜面と川中の岩場を作る。書出帳の八畳岩の説明に「金瀬山」とある。 玖村の南に接するのは矢口。そことの境も太田川に突き出した山で「瀬尻山」と称される。山よりも下流側、矢口に架かる橋が安佐大橋と山陽自…

八丈と八畳

それらのトンネルに差し掛かる手前に踏切がある。 名は「八丈」。近くの太田川の中には「八畳岩」と名付けられた岩場がある。

落合のトンネル三つ

芸備線の玖村下深川間にはトンネルが3箇所連続しているところがある。 南から見てはじめの2箇所は短く、一つ目のトンネルの先に二つ目があるのが見える。 川沿いの道路は線路と付かず離れず。三つ目の長めのトンネルの入口も道路から見える位置にある。トン…

下深川で落ち合う川

玖村から太田川沿いに北へ向かって下深川に至る道は、山の迫る狭い道。右手に芸備線の線路を見たりする。 だんだんと上流側に見えてくるのが三篠川と根の谷川が太田川に合流する辺り。 下深川村の『国郡志御用につき下調べ書出帳』の説明する河川の合流は、 …

落合

現在の住居表示「落合」と「落合南」、その周囲の山林が旧落合村の範囲で、近世村の「玖」「岩上」「諸木」「末光」が大字となっていた。 大雑把に見て太田川と三篠川と根ノ谷川を落合というのかと思っていたが、村内の川や谷が落ち合うなど諸説紹介される。…

玖村

玖村駅が設置された大正5年は、所在地の村名は「落合村」で、大字が「玖」。 「く」だけでは落ち着かないのか「くむら」として現在も住居表示以外で使われる。 村名の由来について、玖村の『国郡志御用につき下調べ書出帳』は「久村玄蕃」が城主であったとい…

落合村の耕地

玖村駅の東北に突き出た丘陵上に真亀山神社があり。堤防上からは参道の階段が見える。 麓に並ぶ石碑に「灌漑記念碑」と「玖村土地改良区記念碑」がある。 この地区の土地利用の変遷が土地改良区記念碑に年譜形式でまとめられている。駅前の記念碑にある土地…

玖村駅の前

太田川の堤防のすぐ隣にある玖村駅。ホームから太田川は見えない。 駅の東側が出入り口のロータリー。山あいの農耕地から、堤防に守られた市街地へ、「高陽第一土地区画整理事業完成記念碑」の存在が、かつての風景から一変したことを間接的に知らせる。

玖村陸橋と堤防

取水口を跨ぐ堤防上の車道は北上するとすぐ右へ曲がり、堤防から下りて高陽の団地の間を抜ける道路となる*1。 北に見下すのは芸備線の玖村駅。 堤防の向こうには可部の市街地。 *1:http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20111024/1319478721

高陽取水口

高瀬堰東岸の立入禁止区域の北端は「高陽取水口」がある。 設備の標識には広島県と広島市がそれぞれ上水道や工業用水のために取水することを許可されていることが表示されている。 今期の上水道の許可期限は「平成33年」となっている。