環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

有崎城址からの眺め

この山は神社あり公園あり文学碑*1あり、城跡もあり。参道の麓に「史蹟有崎城跡」の碑と、鳥居には「城山」の扁額も。
昭和六十二年*2の社殿修築記念碑にここの地勢が述べられる。亀も眺めている。

文政十二年 両城鳴石平より二河流域に至る埋立が完成 この地一帯は文政新開と 命名された明治十九年 呉軍港が制定されるや此の地に安芸郡郡役所が置かれた
大歳神社は当地域の守護神として 明治四十三年呉港を一望するここ有崎城址に 遷座され爾来この地域は 神恩豊かに繁栄した
本年恰も遷座七十八年を迎えるにあたり 広く協賛の篤志を得て境内を整え 社殿の大修築を完了した

南を望めば呉港のクレーン群、

東を見下ろすと呉線が市内に伸びる。

*1:正岡子規

*2:西暦1987年