博物館とか小学校といった公共施設は、バス停の置かれやすい場所であるからその名がそのまま停留所名になったり「○○前」になったりする。
市街地の中の巡回バスのルート内となると、広い町名だけでなく施設名のバス停が多くなる。
福山城天守から線路を挟んで南西の方に、福山ロッツの建物が目立つ。向かいには県立歴史博物館。
百貨店とか工場とか、バス停が置かれるくらい規模の大きな施設も停留所名や駅名になって定着すれば、そこが目的地ではない人達にとっても目印・経由地として認知度が高まる。
けれどそれら施設名は、行政区画名・自然地名と比べるとどうしても寿命が短い。その施設が無くなったあとも呼びつづけるのはそれの記憶がある人に限られる*1。
*1:史跡にでもなれば意味を変えて定着する