環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

芳名碑のてっぺん

参道脇で前脚をすっくと伸ばして顔を上げる狛犬の対。その奥外側には記念碑や焼却炉が並ぶ。


背が高く全面の広い石碑は「遷座五十周年記念」の芳名板。その面に載せきれないほどの人名や企業名がならび、台座には役員や総代の名前。

碑のてっぺんには右横書きの題字。署名は縦書きで「熱田神宮宮司 篠田康雄(印)」(wikipedia:篠田康雄)。同じ人の揮毫による他の碑を検索すると、
てんじん山・魯閑人日記:天叢雲劔 てんじん山・魯閑人日記:天叢雲劔 てんじん山・魯閑人日記:天叢雲劔
という記事などで紹介されている、船通山山頂の「天叢雲劔出顯之地」が著名。
船通山の方の縦書きの字にしても、「神田神社」も「遷座五十周年記念」も一字一字が幅広でどっしりと構えている。「神」や「五十」の縦画など短いながらもとても鋭い。