環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

動物

奥が墓苑

公園なり、神社仏閣なり、犬猫の散歩に対して注文がある場合は、フンの始末をお願いする文言であったり、そもそもの敷地通過を遠慮願う文言であったりする。 四年前に見かけた、根の谷川東岸(可部町中島)の根の谷川墓苑。 そこにたどり着く道は、「丸田橋…

専用の場所では

高速道路の小谷サービスエリアかどこかの一画に、フェンスで囲まれた広場がある。背後が山林なので多少高低差もある。 ドッグランとして無料開放されている場所なので、入口での注意書きやエチケットの表示は詳細にわたる。公道の場合と同じくフンの始末につ…

犬と人の道

河川敷の道端には犬の飼い主に向けた立て札もある。 フンを放置するとかリードを放すとか、そういう実例があるようで、単に立て札を道路に向けるだけでなく、板を地面に下ろしたり縁取りを目立たせたりして極力歩行者の目につきやすように置いてある。 「い…

札が立つほどに

東原町内会による立て札が、「ネコを正しく飼っていますか!」「無責任な飼育は近所迷惑」との掲示がなされている。 そういう対応があるほどに、高松橋近辺などの根の谷川沿いをうろつくネコが不自然に目立つようになっている。 連想 元宇品の山中 http://d.h…

紅葉谷川の河口

経ノ尾の先端は紅葉谷川の河口にあたり、西の大元沖に向かって流れている。 川向うの「西の松原」は元文元年と昭和20年*1の土石流による土砂で造成された。清盛神社の創建は昭和29年*2。(上流の砂防庭園は昭和23年から25年*3)世界遺産・厳島先人に学ぶ防災…

カラスの絵

鳥に関する注意というと、市街地で身近なハトのフンや餌やりであったり、カラスの動向そのものがちょっとした脅威。 京橋*1を望む川沿いの遊歩道。歩道の真ん中に立つ街路樹にくくりつけられた注意書きは、カラスの「威嚇等」に注意するポスター。広島市の設…

鳥の集うところ

鳥が街灯にとまるのは一時的な足場であって、塒として過ごす場所はもう少し隠れやすい空間でないと落ち着かない。 木の生い茂る場所、川の中州のような場所だと鷺のコロニーができてギャーギャーとにぎやか。 街中の特定の街路樹に小鳥が集まるとそれもまた…

街灯の上の鳥

そういえば、明日は横川で一箱古本市なわけですが、楽しみ方としては、あれこれのテーマをもうけて自分が出品するとするならアレを出すかな、と思いを致すのがよろしいかと。 ブックスひろしま : 11月6日(日)一箱古本市の開催場所は、カジル横川です 店名…

高瀬堰の両端

今年7月の中国新聞に、高瀬堰の魚道についての記事がある(リンク切れ)。 高瀬堰舟通しを魚道に活用 - 中国新聞 両端にあるアユなどに向けた既存の魚道に加えて、舟通しを活用して底生魚の遡上を促そうというもの。 そんなわけで、魚道付近には「魚釣りをし…

放水路の鷺など

放水路に注ぐ水路の角や、浅い川端に立って獲物を待つ鷺の姿。太田川下流や広島湾岸でよくある光景。 己斐橋・新己斐橋周辺の「こいっ子ふれあいの水辺」についての説明のうち、「この水辺周辺で観察できる鳥たち」を示した縦長の看板があり、「コサギ(一年…

元宇品の山中

3月ごろの様子。 市の中心部ちかくだと、比治山や元宇品といった山林のある公園に野良猫が多く、 公園内の車道沿いに各種の警告の貼り紙があるわけで、ゴミの不法投棄*1のみならず、動物を捨てるだのする外道もいたりするらしく。 広島の猫 「地域猫活動同盟…

広場の奥行き

ジュノー広場の中心、石碑やレリーフのある空間は、小学校旧校舎と市民交流プラザ南館の間に位置し、歩道に面した街路樹部分よりは少し奥まったところにある。 手前は丸い鉢が仕切りのようになっていて、子猫が雑踏を眺めるのに安全な空間なのかもしれず。 …

海岸と小学校

同じく「海岸保全区域波多見地区海岸」の、湾曲した海岸の真ん中辺りに四角く突き出た土地があって、そこにあるのが波多見小学校。 波多見小学校のページ*1の沿革を見ると、昭和18年に「田の浦」に移転する前は、東隣の「木船」に位置した。 国道沿いのフェ…

赤いほう

豊栄橋のすぐ上手の水門まで仕切りの塀は続いていて、そのぶん上流の川幅が狭まる。 その上にひょいとアオサギ(前項とは別の)が飛んできて着地、 神社のそばにまわりこんだのは近付きすぎか、飛び去っていった。写真がブレていても赤い脚は目立つ。

浅いところ

農林橋からすぐ上手の豊栄橋のあたりにかけて、川底を区切るようにコンクリートが筋をなしていて、東岸にはボートが係留されていたり。 その筋のくぼんだあたりを少し水が浸っている。そんな時間帯。 鷺がたたずんで魚を探すのにちょうどいい場所で、人が見…

横切る猫

町並み保存センターの向かいからやってくる猫がいて、 中町通りを横切っていく。こちらを見ても歩みを止めずすたすたと。 センター正面に使われていない郵便ポストや消火器具置き場があって、その上に飛び乗って爪を研いでいた。その後は生け垣の向こうへ去…

路傍の棚

ゴミ集積の形態は色々で、各戸の表に置いておくだけという場合もあれば、屋根や扉がついていて散乱しにくい施設を備えたものもある。 それはともかく。 猫のいる棚は木製で、それより下はコンクリートブロック。ゴミが地べたに置かれる日でも居続けられない…

堀の魚

水門やらがあるので水が留まっているわけではないけれども、循環しにくい溜池のような青さ。 東の堀端には魚を釣ってはいけないという注意書き。 西の堀端を歩くとわらわらと鯉が群がる。

保安林と鳥

同じく林道沿いに、「龍王山保険保安林の案内」という看板が見える。 けれども文字の部分は剥落して読めない。右側の案内図でも、道を示す黒線もはっきりしない。 図中の絵の部分はかすかに残っていて、鳥の絵が二つばかり見える。 付近の木を見上げると巣箱…

ワナの手前

同じく林道の傍らの、少し平坦な面があるけれども、 高めに張ったロープによって、人が近づかないように押しとどめる。 横長の看板に「イノシシのわなが有ります 近づかないでください」との注意。いや、イノシシが仕掛けた罠ではなくて。

猫の席

公園の空いたベンチに猫が陣取るのはよくあることで、 端の方に坐すときはその隣に座らせてもらうこともできたりできなかったり。 真ん中に陣取って日光浴をしつつも、少しはみ出し気味のこともあったり、 空いていれば二輪車の座席であっても、座るには十分…

山頂の色

山頂の岩場は緑に囲まれた茶色。 展望台もそれに紛れそうな色で、 鹿も目立たない場所。

島の動物

祥異ではない普通の動物については、巻十七の「風俗」の部に記されている。 一 島に猴鹿多く、市中に馴れ居る、猴は常に人家に入て、食物をぬすめども、これを罰せず、但神の供物にさはる時は、島人相集て狩り捕へ、牽まはして、能美島、黒神島などへ放つ、 …

広島城案内図(新)

「史跡広島城跡」は、最近設置された案内図だけあって、見やすい角度とわかりやすい色遣い。 施設の種類を凡例で示し、青地のアイコンを配置。通路は薄茶色で緑地は薄緑。 それらの上にある字の読みやすさに比して、青い堀に白抜きで「堀 Moat」とあるのが目…

祇園公民館の前

西原胡子神社は、明治の末に冬木神社に合祀されていたが、昭和19年に仮神殿を得て還御した。昭和37年に現在地に移るまで、今の祇園公民館の地にあった。 祇園公民館の正面には新安川が流れ、公民館前橋が架かっている。すぐ南には八日市橋。 川土手はコンク…

松原橋以北

前項の様子が昨年の10月で、こっちの草の無い状態が、9月。 それ以前の様子で、同じ場所からではないけれども、すぐ上流の三川橋から北を見た様子はこのよう*1で、 草木が生い茂り、とくに東岸に大きめの木が林立していた状態。 あとは、手元にあるものでは…

古川の中州

古川水鳥緑道と銘打って、昭和橋から松原橋間の堤防が遊歩道として整備されている。 その案内図にもあるように、普段は堤防いっぱいに水が流れることはなく、木の生い茂る大きめの中州が川を分岐させたりする。 中州の先端は川原石が露出し、鴨が水浴びをす…

「歴史の中の動物たち-あきたかた動物百科-」1 発掘された動物たち

吉田歴史民俗資料館で開催中の展示で、12月13日まで。 歴史の中の動物たち〜あきたかた動物百科〜<br>(10月31日〜12月13日) という具合に、はてなブックマークからの「ブログで紹介」リンクは便利だわ、という前置き。 4部*1構成の最初は、弥生時代…

機械の上の鷺

福山城北の蓮池からの川が流れ流れて福山港へ注ぐ、直前の辺で暗渠になるあたり*1。 高い所の鷺は、川に立っている時よりも間近に見える。 飛ぶのかと思ったら、向こうの方へ伝って下りていった。 *1:入船町三丁目

内港を横切る

11月23日の中国新聞に、 内港で1月、浄化実験 福山 : 中国新聞 地域ニュース という記事の載った福山港の、東川口町と南手城町に挟まれた細長い内港。 水の汚れが多少ありながらも、サギとかウとかの類はあちこち飛び回っている様子。