環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

紅葉谷川の河口

経ノ尾の先端は紅葉谷川の河口にあたり、西の大元沖に向かって流れている。


川向うの「西の松原」は元文元年と昭和20年*1の土石流による土砂で造成された。清盛神社の創建は昭和29年*2。(上流の砂防庭園は昭和23年から25年*3

の「第11章 歴史災害」*4に被災状況や地形の変遷が記されている。「コラム 西の松原について」には、まだ石積みが低かった頃の「枕崎台風前の西の松原先端」の写真が載っていて、潮の引いた砂浜に三頭の鹿がいるのが見える。

高い護岸になった現在でも、水の上を渡っていく鹿を目にする。このあたりはどのくらい深くなるのだろう。