環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

文字抜粋「修」

高瀬堰大禹謨碑文から。
「幸い地元住民の協力により 昭和7年より国費による改修工事が進められ 40年の星霜と30数億円の巨費が投じられ 太田川中流部の改修がなり (以下略)」
「修」の字は、水をかけて洗い清める「攸(ユウ)」と、その清らかな様を象徴する「彡(サン)」から成る。みそぎをおこなった心の状態を「悠」とする。
人偏が人の姿で、となりの縦棒が水滴をあらわしている。となると、写真のような長い縦棒は水滴がたくさんあるということで、高瀬堰の水を湛える様を表現しているということにしますが、水不足の折には少し縮みます。

参考