環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

可部園芸支場跡

安佐北区役所(可部四丁目)の敷地内には小さめの石碑が一本立っている。道路を挟んで東隣には小学校や公園があるような位置。
広島県農業試験場 可部園芸支場跡」とのことで、昭和59年に設置されている。

現在の農業技術センター(東広島市八本松)の前身が農業試験場で、さらに前は農事試験場。おおまかな沿革は
広島県/農業技術センター 沿革 広島県/農業技術センター 沿革 広島県/農業技術センター 沿革
のページにある。石碑裏面によると昭和19年に五日市から可部に農事試験場の分場が移転してから、昭和44年に八本松へ本場とともに移転するまで、この地(安佐郡可部町大字中野)に「園芸支場」が置かれ、「広く園芸に関する試験研究と技術者養成の機関として本県における園芸の振興と発展に大きな役割を果たした」とのこと。