2013-07-11 摂社の地御前神社 石碑石塔 昭和12年の「地御前村経済更生計画書」*1の「六、神社仏閣」に地御前神社の項があり、近い時期の出来事として拝殿の再建が大正4年にあったことが記される。 それ以前の拝殿は「明治二十四年暴風雨ノ為メニ転覆ス」とあり、その際に由緒を証す文書なども失われたという。建築費に「一万五千円」を要した。再建とともに「官幣中社厳島神社摂社」の社格を得る*2。 石燈籠や狛犬など、大正2年に奉納されたものたちは拝殿再建に伴う整備の一部か。 *1:『廿日市町史資料編IV』廿日市町.1981 *2:厳島神社は明治44年に官幣中社に列せられている