環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

高烏台

警固屋の方から音戸の瀬戸を臨む高台が「高烏台」で、もと砲台のあった軍用地が戦後に「音戸の瀬戸公園」として整備された。説明板には、たぶん読み間違えられやすいためか「たかがらす」の振り仮名が見える。 広島湾の入口の要所に砲台を設ける「呉要塞」*1…

1900日目

第二音戸大橋の両端

昨年の四月に、第二音戸大橋のアーチの一括架設がなされたことは多くの人の関心を集めた。音戸と警固屋の海沿いに立つ橋脚の間(径間192m)に大ブロックが載り、その部分の工事は昨年12月に終了。 新音戸大橋1万5000人が見物 - 中国新聞 (リンク切れ)告知…

西広島バイパス観音ランプ

観音新町の北が南観音で、その北を国道2号が空港通りと交差する*1。車線中央には岩国方面へ向かう西広島バイパスの高架がある。 天満川に架かる「新観音橋」の西詰で高架が終わり、そこから伸びる出口は橋の上をだんだんと下りながら舟入中町(中区)へ通じ…

観音新町の橋脚まわり

広島高速3号線の観音での通り道は、観音新町2・3丁目と4丁目の境のあたり。map:x132.422268y34.373213:hybrid:w450 天満川西岸、切れ込みのように細長い水路が3丁目と4丁目の境を成す。橋脚の工事とあわせて擁壁工事などが施される。「逆T字型」「半重力式」…

本川と光南と橋梁

光南の西側では「広島南道路光南高架橋鋼上部工事」という名称の工事が今年の五月末まで予定されている。 本川沿いの道路は大型トラックの行き交う幅広の道路。その左右に橋脚が立ち並び本川へと続く。 川の中の橋脚は三箇所。本線の脇には出入口用の低い橋…

吉島の工事中高架

「光南5丁目2番」交差点の東に広島高速の出入口があり、そこから出てきた所で目に入る標識はT字形の道筋が示される。 江波方面への高架は工事中(画像は昨年末)。

吉島出入口

「光南5丁目2番」交差点が、いまのところの広島高速3号線の西端。 関西の高速インター、呼び名いろいろ なぜ阪神は「出入口」 :日本経済新聞 なるほど関西では「インターチェンジ」と「出入口」とで、そういう語感の違いが出来ていったわけでしたか。 広島…

広島バス本社前バス停

中区光南、広島高速吉島ICの近くには「広島バス本社前」バス停がある。西側に広島バスの本社、東側には職業訓練校などがある。かつての「吉島営業所」バス停。のちに路線が南へ伸び、「南吉島」にある車庫を終点とする。 http://d.hatena.ne.jp/kanototori/2…

吉島線の経由地

吉島通りを通る広島バスの「吉島線」は、広島駅*1と吉島営業所(南吉島)・吉島病院(吉島東)を結ぶ路線。 広島駅前バス停乗り場案内 「羽衣町」の次は「吉島1丁目」。「吉」の字は「土」で、それより新しめの表示では「士」の「吉」。傍らには大きめの字で…

「羽」の字の点

普通に看板などで見かける「羽」の形は、中の点が片仮名の「ン」のような角度になっている。 吉島通りにあるバス停「羽衣町」は、上の点が横に真っ直ぐな線になっていて、ただそれだけの違いでもなんとなくの違和感。 正字体だと点ではなく右上からの払いが…

吉島公園と羽衣地蔵尊

住吉町の南は「吉島町」と「羽衣町」で、元は広い範囲だった吉島町から、昭和8年に羽衣町と吉島本町*1が分かれた。 南北の幹線道路の「吉島通り」と、広島駅からの「駅前通り」とが交わる所で、東西にそれぞれ「吉島公園」と「広島刑務所」がある。 吉島町の…

水主町地蔵尊堂

住吉橋記念燈の脇、歩道のそばの祠が「水主町地蔵尊堂」。 こちらも河川改修の影響により、平成8年に現在地に移転している。 外の壁に掲示されている由緒書によると、六体の地蔵「顎なし隠岐地蔵尊・子安地蔵尊・延命地蔵尊・子育地蔵尊・賽河原地蔵尊・伊豫…

住吉橋記念燈

広島市中区住吉町の住吉神社前方には「明治四十三庚戌歳九月」*1と刻まれた石灯籠があり、高い台座に載っているので遠くからも見える。 住吉橋両岸の「住吉町」「舟入本町」住民による説明板があり、この石灯籠が初代の住吉橋(木造)の架橋を記念して建てら…

本川の常夜灯

玉垣の外にも住吉神社の石造物がある。 道路を挟んですぐの川べりに常夜灯が立っていて、そこより下手は雁木の連なる幅広の船着場跡。この神社正面の曲がり角がかつての国道432号。

創建時の寄進

玉垣の一部(昭和七年)をのぞいて、住吉神社の石造物は文政八年九年の勧請時期からのものが多く*1、鳥居・手水鉢・狛犬・灯籠がぎっしりと並んでいる。。 文政八年の鳥居には「野城屋久右衛門為久」、文政九年の石灯籠には「斎藤周三郎孝義」というふうに、…

玉垣の「敬立」

「奉納」「寄進」「建立」するなど、何種類かの言葉で石造物を設置した人や年月日を刻み込む。そのうちのひとつが「敬立」。現代のものでは少なそうな単語。 旧竹原下市村の中心地の本町に、イチョウの木が目印の住吉神社があり、そこの境内を取り巻く玉垣に…