環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

建築

空中径路

駅ビルの東西を高層階で結ぶ空中径路(英語表記はskyway)。 タワーを眺めるための、さらにはタワーのライトアップを眺めるためのスポットであり、東西を行き来するための渡り廊下でもある。

立体配置の広場

www.kyoto-station-building.co.jp 大階段や東広場など、多くの広場やイベントスペースを持つ駅ビル。サイト内のフロアガイドでは店舗案内が中心なので、「京都駅ビルについて」のページ内の「通路と広場」で紹介されている。 東広場には広場と通路を黄色く…

観音新町の赤いテント

今年と5年前と、西区観音新町のマリーナホップ特設会場にて開催された(5月8日より当面の間休演)木下大サーカス。 (上の写真は5年前、下は昨日) 遠くからも目立つ赤い大テント内にステージと客席が収まる。周囲に多くのテントが取り巻き、売店や入場者待…

ホームを二分

さらに奥には「三滝駅信通機器室」とある建屋がある。 ホームの幅の大半を占めていて、両端に点字ブロックとの間でわずかな幅がある。

熊野の江波瓦

屋根の先端を飾る鬼瓦はその建物が無くなった時や改修された時に、旧状を偲ぶモニュメントにおあつらえ向き。 鬼瓦モニュメント|熊野町 熊野町中溝に据えられている鬼瓦モニュメントは光教坊修復のため降ろされたもの。寺院の歴史を区切る記念碑であるとと…

囲まれる階段

同じく駅前工事のエリアに、地下広場に通じる階段周りも含まれる。 西半分の階段が通行止めとなり、エスカレーターは上りのみに限られる。 地上のコンクリートが削り取られ、地面に新たな舗装が施される。(1月中旬→2月下旬)

仮設道路と解体のビル

そのような段階をふんで駅南口の工事は進行中。 切り替わった歩行者通路は新しいアスファルトの黒と誘導ブロックの黄色が明るい。 一方で防音フェンスの向こうは解体工事中。駅ビル「アッセ」だったビルの断面が露わになる。

令和2年の竹原駅

先ほどの駅の様子が平成20年末、 昨年訪れたときには、駅舎とホームを結ぶ陸橋にエレベーターが加わっていた。昔からの階段を西奥に見る。 ホームの足下には瀬戸内マリンビューに代わる観光列車「etSETOra」の乗り場表示が増えている。

駅の入口の屋根

kanototori.hatenablog.jp ロータリーの整備されてる駅前なら、バスやタクシーから屋根のある通路にすぐ横付けできる。(とも限らないけれど) 可部駅の西口は屋根が整っているし、自由通路の歩道橋の行き来も雨にさらされないで済む。 昔からの東口はいかん…

車基準のポーチ

実際の経過を遡っているわけではないけれど、 葬祭場や病院の建物入口は、大きめの車が横付けあるいは通り抜けしやすい形のポーチがあることが多くて、 雨風を避けつつ、外気の寒暖に晒される時間を短くできる。

防護の屋根の出現

天守閣入口に屋根付きの通路が建てられたのは平成29年末。 当時の企画展は鉄砲の歴史。「外壁等の一部が剥離・剥落する」恐れがあったため設置された。 なので工事現場の仮設の足場のようにパイプとテントシートの通路としてあらわれた当初は「入館や外観の…

窓の高さのバナー

旧日本銀行広島支店建物はさまざまな展示イベントに活用されている。建物が「旧」で呼ばれるままで地味な存在。市内の土地は「市民球場跡地」のような空間が安定するのだろうか。 今年の展示では、2月に被爆樹木を、11月初旬には広大の被爆建物を紹介する写…

東向きの懸垂幕

閉店してからのキャスパ外壁には当然店内の宣伝は無く、だだっ広い白壁が静かだった。駅前のバスターミナルに向いた面なので、駅のホームよりも広告の効果はありそう。 営業していた頃の懸垂幕に、店内の変わるもの変わらないものの対比があらわれる。 平成1…

ホームから見る解体現場

そして今年の10月末。同じく山陽本線ホームからキャスパ跡地を眺める。 建物がなくなった跡の土地は、建物があった頃より狭く小さく感じる。さらに背後のアイネスフクヤマの高層ビルも高さを感じにくい。

アイネスの周りの看板

福山駅の山陽本線ホームから南口を眺めると、ロータリーを挟んで立ち並ぶビルばかり。 昨年10月時点では、一番手前のキャスパ跡の建物が残っていたが、外壁にびっしりと足場が組まれ、解体準備が進んでいた。 駅に近い側の屋上看板は南の複合ビルアイネスフ…

平成20年の歩道橋

kanototori.hatenablog.jp矢野駅が現在の駅舎になって橋上化したのが平成20年。 それ以前の駅前は、背後の国道31号から踏切を回り込まなければならなかった。駅舎に接続する自由通路の歩道橋が出来たことにより、矢野の埋立地側からの往来がしやすくなった。…

サンリブの壁面

壁に接着された看板は、いったん剥がれると壁に残る痕跡が四つ角に黒く目立つ。 サンリブ可部店の東側入口は階段とスロープ。可部上市バス停に近いのでこっちが表玄関。その人通りの多さを目当てに設置される広告地図はスロープからも階段からも見える。 か…

一丁目1番地と2番地

国道185号の須波ハイツ入口交差点から別れる道が団地のある丘陵上に通じる。 交差点の海側に立つカーブミラーは森川観光の寄贈。 いったん南へ進み大きくカーブしてから呉線のトンネル上を抜ける。交差点の角は須波ハイツ一丁目一番地が挟んでいる。旧みはら…

防火のための禁煙

資料館近くのエリアには古墳時代の復元建物が三棟並んでいる。 この写真の時(10年以上前)の説明板では「復元」で、現在のパンフレットやサイトの説明では「復原」。 高床式倉庫の脇に禁煙の立札が立っていた。近くにある消火設備と関連して火災防止は特に…

上がり下がりの乗換駅

新白島駅の、アストラムラインとJR駅南口とを結ぶエレベーターと階段とエスカレーターが並んでいる。 急ぐ人が使うのは階段かエスカレーターで、エレベーターは沢山の人を通すような太い道筋には作られていない。プランターが細い道をはっきり区切っても邪魔…

生活道路のエレベーター

観光地やデパートのエレベーターは、建物の外を見下ろせるようにガラス張りまたは透明な壁で飾られる物が多い。中の人が外を見るということは、外の人が動くエレベーターを見上げるということでもあり。 それらと異なり、地下道と地上を結ぶエレベーターはも…

エレベーターと石垣

小天守台に上るエレベーターなら、天守閣と密着しないから景観を損ねる具合も少ない。と思われてるのがどの程度の反応なのかは知らないけれど、石垣とも程よい距離があって、短いながらも廊下を渡る繋ぎ具合がちょうどいい。 天守閣の最上まで上がらなくとも…

広大な城と公園

大阪城のように大規模な城と、それを含む史跡や公園は、全体をまとめて説明する看板を最初に読むように都合よく動くことは難しい。 天守に一番近づいたところで目にする、「今の天守閣は3代目」という説明くらいにポイントを絞ると簡潔な説明にできそう。 9…

甲田町の郷土館

甲田町の甲立に、かつてあった「郷土館」。平成21年に通りかかっただけなので、内容について何をみたということも書けないので、外で見た説明板によって、甲田町時代の指定文化財の量を知るにとどまる。 甲田町の頃に甲立古墳が見つかっていたら、という、自…

南口エレベーター出来たて

広島駅のコンコースが大きく変わった工事が3年前。 現在は一階南口から広い階段とエスカレーターが2階コンコースへ通じているが、 工事中はパネルで塞がれて、東側へ回り込んだ。 現在の階段の西の脇にエレベーターがあり、1階と2階だけに通じている。通り抜…

上の階に無いもの

kanototori.hatenablog.jp 4年前、真新しい雰囲気の新白島駅。北口の広島駅方面ホームに通じる階段には、方面を間違えないように大きめの掲示物が目に飛び込んだ。 現在も方面表示の呼びかけはあるものの、階段の踊り場に大きく載せるほどではなくなり、代わ…

調整池のくぼみ

旧牛田浄水場の遺構に水道資料館などの建物が残っていて、被爆建物であり近代化産業遺産でもある。 資料館手前の道の脇にある「旧濾過調整池上屋」は調整池のへりに位置するので、池を囲むフェンスによって保護されている。 背後には総合屋内プールの建物が…

東千田町の立入禁止

高層マンションの敷地の北には東千田公園があり、西の千田通りと北の国道2号に接している。 公園の出入口のどちらからも奥まった位置に残る広島大学旧理学部1号館(被爆建物)。こちらを取り巻くフェンスは低いものだけれど、建物の老朽化で危険なため立入禁…

広大跡地の一昨年

駅前通りを南西へ、東千田町の広島大学本部跡地に高層マンションがそびえ立つ。こちらは53階で、眺望をアピールする画像には厳島の島影が遠景に浮かぶ。 一昨年3月ごろには、まだ下の階の骨組みも無く、フェンス近くから見上げるクレーンも低い位置にとどま…

ビッグフロント西棟のクレーン

広島駅南口の松原町は再開発が進んで高層ビルが駅前を囲んでいる。 4年前に完成した「ビッグフロントひろしま」の住宅部分は12階から52階で「シティタワー広島」の名称。その下の各種施設や店舗が集まる部分は西棟と東棟とがあり、駅前大橋から猿猴橋にかけ…