環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

大和橋北詰の道しるべ

大竹市本町。その大和橋北詰交差点にある大正3年建立の道しるべ。

南の大和橋の方向へは「岩國下關道」、東の大竹町(当時)中心部へ向かう道筋*1へは「廣島上方道」、西の小瀬川上流方面*2へは「木野村石州道」*3とそれぞれ刻まれている。

特に強く浮き彫りにされている山口県方面が強調されているとすると、大竹の商店街を抜けたところで、まっすぐ行かずに左折すべしと促す効果がある。

*1:本町1〜2丁目「旧山陽道に沿って江戸期から開けた町場で、道の両側には古くからの商店街が形成されている」 『角川日本地名大辞典34』p948

*2:国道186号など

*3:隣村の木野村(このむら)は現在の大竹市木野