環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

厳島町時代の出来事

明治22年から昭和25年までが「佐伯郡厳島町」*1


明治44年厳島神社社格昇格を祝う注連柱に「厳島町」とあり、地御前神社の石鳥居にも「厳島町」の人が名を連ねる。

大正12年に厳島が史蹟及名勝に指定される。昭和6年に文部省による碑が立ち、参道入口で棧橋からの客を迎える位置に立ち続ける。


wikipedia:厳島の中に「使い分け」の項があり、「厳島」と「宮島」について、明確な区別があるわけではなく使用する文脈によってどちらかが選ばれたり併用されたりすることなどが例示されている。


県立広島大学の図書館企画展示「旅人が見た厳島」で『藝州厳島細見之図』(天保10年改正再版)が展示されており、その題名の傍らに平仮名で「あきのみやじまゑづ」と添えられている。「みやじま」という呼び名が平易な言葉の一群に含まれていることの例。