古墳の詳細は『探訪・広島の古墳』(1991)や

- 作者: 脇坂光彦,小都隆
- 出版社/メーカー: 渓水社
- 発売日: 2013/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る



現状の埋葬施設の残り方は、天井部には何も無く、高さ1m以下の壁石が囲み、北面の一部が開口する。温泉が湧いていたという想像がなされやすい形であるし、「古墳の石積みに水銀朱(硫化水銀)が塗られていたことから、その朱色が硫黄の残留物のように思われて温泉跡という伝説が生じたのであろう」(新中瑛亮『物語・松笠観音寺』p52)との推測もある。