環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

前掛けの赤

南方*1の路傍で見かけた地蔵などを例に。*2

コンクリートの祠に一躯の石仏がおさまっているような場合、薄暗いなかにぼんやり浮かぶ顔と、本体より目立つ赤い前掛け。

旧南方村役場近くには横一列に四躯。野ざらしなので前掛けは白っぽく褪せている。


貞丸古墳入口近くには多数の地蔵像が集まっていて、背後の板壁と屋根に覆われている。ひな壇のように配置された地蔵のうち、奥の一群の前掛けは濃く残る。

*1:三原市本郷町

*2:いずれも二年前の画像