環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

貞永式目の注連柱


ほとんどの場合、注連柱に刻まれた語句の出典が明記されていることは無いけれども、広島東照宮の東口にある注連柱には『貞永式目』(御成敗式目)の「神は人の敬に依り威を増し 人は神の徳に依り運を添ふ」からの揮毫であると示されている。



語句そのものは他所の神社でもよく見かけるものだけれど、出典の明記であるとか、書家による独特な書きぶりといった様式が、後の世には「平成辛巳」(平成13年)時期の特徴として捉えられるのだろうか。