環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

壁に口あり小路に手すり

この石組みは、かつて内堀と中堀とを結んでいた暗きょの遺構の一部で、堀の水量の調節を行った水路と考えられます。
昭和57年9月に、この地下道建設工事中に発見されたものです。

上にあるのがこのような文面の説明板、下に暗渠の遺構がある。今ある通路を横切るように通っていたので、向いの壁にも石組みの断面が見える。
さらに大きな写真は季刊「がんぼ」Vol.12*1の特集「水の都広島をみつめる」に載っている。

*1:南々社2006年7月