図録の「関連年表」は、天正19年*1の「毛利輝元広島城入城」から、明治29年の「尼子四郎・富士川游ら、芸備医学会を設立する」までの出来事が書かれている。『日本医学史』は主要参考文献の筆頭にある。
- 場所:広島市郷土資料館
- 期間:平成18年9月30日-11月5日
- 展示資料:105点
医薬の神
小さな木の像が表紙を飾る。
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- 神農像
1 近世広島の医人たち
医書の古典や医師の治験や随筆や啓蒙書や。
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- 恵美三白の門人『恵美君医事談』
- 土生玄碩の門人『獺祭録』
2 広島藩と医療
一部を残す日渉園と跡形もない犬追原
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- 小田好道『草木志』
- 和田菁華『犬追原薬草園絵図』
3 地域医療の展開
領内各地に医者もいる、まじないも残す
4 近代の広島医学
コレラはやる
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- 「内外科医術開業免状」
- 「コレラ予防日用食物心得」
5 広島の売薬
パッケージに意を注げば後の世まで保存してもらえる
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- 「御室御所参入許可書」
- 「安の目薬」薬袋
- 「原田水」薬瓶
*1:西暦1591年