環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

仁保(にほ)

黄金山一帯の仁保島のうち、東麓の地方・渕崎・柞木などが現在の仁保一丁目〜四丁目となる。 大正10年*1の『廣島縣史 第一編地志』に、 安藝郡 仁保村 もと海島なり、仍て仁保島と稱す、後世新開に依て陸地に接す、大正六年八月より島の字を除く、村名仁保は…

黄金橋

昭和58年*1刊の『広島新史 地理編』に、南区の「黄金山をとり囲む地区」として、 仁保沖の猿猴川沿いは埋立が早く、昭和30年代に東洋工業仁保工場の進出をみ、昭和40年代はじめに2号線バイパスの黄金橋ルートが開通した。こうして仁保地区は幹線道路に沿う地…

黄金橋から

map:x132.501458y34.36952:hybrid:w450 猿猴川にかかる国道2号「黄金橋」から西を見ると、西日を背にした黄金山*1。 標識は斜め上の矢印を以て、県道86号方面に「広島港」「広島呉道路」「広島高速」を示し、国道2号の先には「岩国」「大竹」「山陽道」を示…

仁保にのびる高速

県道86号。広島大橋北詰をさらに東へ行くと、仁保4丁目バス停あたりまで、 広島高速2号線の橋梁工事がのびていたのを見かけたのが、昨年の八月ごろ。 関連 http://d.hatena.ne.jp/kanototori/20090529/1243607486

楠那から東へ

県道86号「黄金山通り」を東へ。 仁保車庫前バス停のあたりで、「1km先右折」*1すると有料道路「海田大橋」と「広島呉道路」の入口となる。 300m先に近づくとレーンの指示。海田大橋からは安芸区矢野へ。広島呉道路からは坂町以南へ。 猿猴川にそってまっす…

しまなみへの指示

その交差点から、主な行き先として尾道駅と山陽道が示される。 もしくは四国へ渡るとすると、 市の中心部をまっすぐ抜けるのではなくて、左折して国道184号から尾道バイパスを通って「西瀬戸尾道IC」に向かえという指示。

祇園橋とバス停

国道2号は祇園橋で栗原川を渡る。コンクリートの欄干をもつ車道と、外側に加わった歩道。 「祇園橋」バス停は、祇園橋のたもとと、 新浜橋の東詰にそれぞれある。

新浜橋東詰

新浜橋の西が新浜一丁目で、東が西御所町。 信号機を見上げると、「尾道市西御所町十四-十八」にある「新浜橋東交差点」は、昭和53年11月の設置。 その手前の標識は、直進して橋を越えて700m先を曲ると国道2号へ、右折すると国道184号へ至ると指示する。 右…

新浜橋

栗原川の河口では、平和橋より南から幅広になり、新浜橋との間に船が集まる。 薄緑の欄干と、その外側に工事の足場。

巌通(がんつう)

map:x133.18996y34.405068:hybrid:w450 栗原川と巌通川が並行して流れていたが、昭和4年から6年にかけて河川変更の工事が行われ、則末以南の栗原川は埋め立てられ宅地や道路となり、西の巌通川が栗原川と改められた。 川の東岸には国道184号が通り、西岸の新…

西御所町(にしごしょちょう)

尾道駅南の「東御所町」と、その西の「西御所町」は舎人親王の堂に由来するという。 巌通川(現栗原川)と元栗原川(埋立)の間の埋立地が塩田として開発され、西御所町の町名は明治22年の尾道町の町制施行に始まる。 参考 『角川日本地名大辞典34 広島県』S…

西御所アンダーの工事予定

尾道駅の西には、自動車も通れる地下道があり、2.1mの高さ制限。 上を見ると通行止予告の看板があり、「栗原西御所線(西御所アンダー)冠水対策工事」が2月15日から3月20日(内1週間位)の期間に実施される模様。 尾道市のサイトを見ると、 入札結果200912…

一里塚地下道

その「持光寺前踏切」のすぐ東隣には、踏切ではなく線路をくぐる細い地下道。 国道と坂道の間で階段を上り下り。 「着手 昭和30年5月2日」「しゅん功 昭和30年7月30日」とある。 「竣功」が交ぜ書きなのが時代を感じさせる、と言えるのかどうか。